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安全のための備え

十勝岳火山砂防情報センターでは、充実した監視システムで、十勝岳を監視しています。

 火山噴火による大災害を未然に防ぎ、被害を最小限なものとするためには、砂防堰堤などの施設のほかにもうひとつ、重要なものがあります。それが監視です。


十勝岳火山砂防情報センター

  • 十勝岳火山砂防情報センター

    ↑十勝岳火山砂防情報センター建物

   十勝岳火山砂防情報センターは、情報を集中管理し関係機関へ迅速に、そして正確に伝えて災害から地域住民を守るとともに、火山砂防や防災に関する資料などを展示し、一般の方に見ていただくことで砂防に関しての理解を深めてもらおうと、平成4年10月にオープン、平成31年4月にリニューアルオープンしました。

   センターは、火山泥流に影響されない白金温泉地区の丘の上に建てられ、監視カメラやワイヤーセンサーなどの防災施設とシステムを集中監視しています。十勝岳噴火時には対策本部や白金温泉地区の一時避難所として機能します。それ以外にも展示室を見学したり、1階シアタールームで十勝岳の噴火の記録などを映像で視聴するなど砂防事業などを楽しく勉強できる施設です。

※十勝岳の登山に関する情報については、美瑛町役場のホームページをご覧ください。

確実に避難するためのシステム

 噴火の状況などを直接見る監視カメラを設置したり、悪天候でも泥流の発生がわかるよう、泥流の通り道にワイヤーを張っておき、泥流が流れるとワイヤーが切断されて作動するワイヤーセンサーや、泥流の震動をとらえる震動センサーなどを設置しています。

 また、異常を感知すると自動的に無線で関係機関に情報が送られる仕組みになっており、住民にも全戸に設置された防災無線を通じて避難に関する情報を提供し、安全に避難できるようにしています。

災害から身を守るために出来ること

 住んでる場所ごとに、避難場所が決められています。避難場所を知っておきましょう。
 また、災害が起きた時のことを考えて、避難する練習もしておきましょう。

■雨に注意しましょう
 土砂災害の多くの原因は雨。1時間に20ミリ以上降る大雨や、降り始めてからの降水量が100ミリ以上になると十分な注意が必要。

■逃げ方を知りましょう
 土石流はとてもスピードが速いため、流れと同じ方向へ逃げては追いつかれてしまいます。流れる方向に対して直角に逃げるようにしましょう。

■避難場所を覚えましょう
 災害が起きた時、家族全員が一緒にいるとは限りません。小中学校や公園などは避難場所として指定されています。日頃から家族全員で避難場所や安全な道順を決めておきましょう。


ハザードマップの作成

 土石流や火砕流などの災害がおこるかもしれない災害予測箇所を地図にまとめて、周辺に住んでる人たちにお知らせすると同時に、避難場所や避難路など、災害を軽減するための諸対策が書かれています。

■十勝岳に関わるハザードマップ
 美瑛町ハザードマップ 「防災緊急避難図」
 上富良野町 ハザードマップ 「十勝岳火山防災マップ」

景観と調和を考慮した黒岳砂防

 上川町は層雲峡をより一層魅力ある温泉街に発展させるため温泉街の建物を統一するなど街並みの整備を行いました。
 砂防事業は街並み整備と一体となるよう、行政、学識者、地元住民をメンバーとする景観検討委員会を設立し、流路工の整備や周辺景観に配慮した植樹や修景を行い、調和をはかりました。



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お問合せ先

旭川河川事務所
住所:旭川市永山1条21丁目3番21号 電話番号:0166-48-2131
治水課
住所:旭川市宮前1条3丁目3番15号 電話番号:0166-32-4245

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