水系砂防
水系砂防
水系砂防とは
荒廃した山地を源流域に持つ河川は、そこから流れ出す土砂によって河床が上昇し、洪水氾濫が発生し、流域全体にわたって大きな被害をもたらします。このような河川においては、上流域で砂防設備によって流出土砂をコントロールし、下流域の河床変動を極端に変化しないようにする必要があります。このような流域で実施している砂防事業を水系砂防と呼んでいます。
砂防堰堤は、土砂を貯めることで、川底の浸食、山腹の崩壊を防ぐとともに、一度に大量の土砂が流出するのを防ぐ等の働きがあります。