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岩尾内湖の利用

国土交通省 北海道開発局 旭川開発建設部 名寄河川事務所 岩尾内ダム管理支所

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岩尾内湖

 岩尾内湖は、岩尾内ダムの建設によって形成された人造湖(ダムの貯水池)で、総貯水容量1億770万立方メートルは北海道内で9番目の貯水量です。
  • 岩尾内ダムと岩尾内湖周辺
 岩尾内湖(岩尾内ダムから上流の天塩川、及び岩尾内湖に流入する岩尾内川・サックル川・似峡川・於鬼頭川の直轄管理区間から下流の範囲)は、河川と同様に『自由使用』で利用できますが、ダム周辺を航行する舟などについては航路制限(通航禁止区域・速度制限区域)があります。
車の乗り入れを禁止
 また、岩尾内湖は、融雪や大雨で湖の水位(湖面の高さ)が上昇し利用者が孤立するおそれがあること、湖内の通路は維持管理を行っていないため車が損傷するおそれがあることから、2015年10月31日に道道61号と101号交差点付近のテニスコート駐車場から湖畔に向かう通路は車の乗り入れを禁止しました。
大雨時の貯水池内通路の状況
大雨時の貯水池内通路の状況
岩尾内湖を利用する際の注意事項等をご確認の上、安全な利用をお願いします。

注意事項

1.岩尾内湖の利用にあたって
 岩尾内湖は、河川と同じく公共のものですから、「自由使用」(*注1参照)と言って、原則として誰もが自由に利用することができます。(散策、山菜採りなど)
 とはいっても、なんでも自由にできるというわけではありません。河川法による規定や、利用形態(釣り、ボート、狩猟など)に関する法律、条例、規則などは、遵守しなければなりません。

 岩尾内湖には、いろいろな方がそれぞれの利用目的を持って訪れます。利用にあたっては、他の利用者や自然環境に十分配慮し、お互いに譲り合って利用してください。他者への配慮・譲り合いは自由使用に欠かせません。

 また、ごみのポイ捨ては、湖の水質、野生動物に影響を与えるおそれがありますので、ゴミは捨てずに必ずお持ち帰りください。

(*注1)自由使用:河川やダム貯水池を管理する法律に「河川法」があります。河川法により河川やダム貯水池を管理する上で支障が生じるおそれがある行為については制限されています。
2.岩尾内湖(岩尾内ダム周辺)の利用
 岩尾内湖周辺は、自然豊かな環境に恵まれた地域で多くの動植物が生息しています。
 湖周辺の森林の多くは国有林(管轄:北海道森林管理局上川北部森林管理署)ですが、民有地もありますので、山菜採り等で立ち入る際はご注意ください。

 なお、国有林に森林レクレーション(散策、山菜採り、釣りなど)で入林する場合は、森林管理署又は森林事務所へ『入林届』の提出が必要です。
 また、岩尾内湖周辺はヒグマの生息圏なため、湖周辺でもヒグマの足跡・糞・食痕などの発見や目撃、最悪の場合は『遭遇』することもあります。ヒグマに出遭わないための対策や、ヒグマ情報を確認しヒグマ遭遇による事故を未然に防ぐよう十分ご注意ください。

 道路沿いなどに『熊出没注意』の看板が設置されている場所は、ヒグマが目撃されている周辺ですので特に注意が必要です。
3.岩尾内湖で事故が発生したとき
 岩尾内湖は、国土交通省 北海道開発局 旭川開発建設部 名寄河川事務所 岩尾内ダム管理支所が管理しています。

 湖への転落や水難事故、油や危険物質等の流出(水質事故)などの事故が発生した際は、警察・消防への通報と共に岩尾内ダム管理支所(電話0165-28-2301)に連絡するようお願いします。

キャンプ

 岩尾内湖畔には、士別市が整備、管理する「岩尾内湖白樺キャンプ場」があり、白樺に囲まれた自然の中でゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。

 岩尾内湖は、大雨で湖の水位(水かさ)が急激に高くなることがありますので、キャンプ場以外の場所でのキャンプは非常に危険ですからお止めください。

釣り

 岩尾内湖での釣りは、北海道内水面漁業調整規則(ルール)を守って楽しんでください。

○北海道内水面漁業調整規則における規定
  • やまべの採捕制限(禁止):4月~5月、上川総合振興局所管区域内の内水面  
 なお、北海道開発局が河川法に基づき設定した航路制限の通航禁止区域、及びダム堤頂、ダム直下流(岩尾内発電所付近)は、非常に危険ですので釣りはお止めください。

ボート

【航路制限】
航路制限
 岩尾内湖でボートを楽しむ際は、河川法により定められた航路制限に従ってください。違反した場合は河川法の規定により罰せられます。

※岩尾内湖の航路制限は、ダム放流や取水する設備の操作に支障が生じないようにする(船舶等による事故防止)ため定めています。

※航路制限は、舟(プレジャーボート・水上バイク・ヨット・カヌー・ゴムボート等)又はイカダが対象となります。
- 航路制限を示す標識1~4の目標物(白樺キャンプ場側から通航して来たとき)-
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【ボート等の搬入・搬出】
use09
 湖周辺は急斜面が多いため利用者が安全に湖畔へ近づける場所は、岩尾内ダム管理支所横の植生階段と白樺キャンプ場に限られます。
 このため、ボート等をトレーラーで牽引して運ぶ場合、湖でボートの積み下ろしができるのは白樺キャンプ場の湖畔だけです。
 ボートの積み下ろし場所へは士別市が管理するゲートを通過することになりますが、オフシーズン、夜間はゲートを施錠しています。
 ゲートの開放日、開放時間などの利用方法を確認しルールを守ってボート等の搬入・搬出を行ってください。これ以外の場所にトレーラーを牽引して湖畔に近づくのは大変危険ですのでお止めください。

水質事故

 岩尾内湖の湖水は、かんがい用水・上水道用水・工業用水・発電に利用されていますので、水質汚染につながるゴミのポイ捨て、汚染物質等の投棄(不法投棄)は絶対に行わないでください。

 岩尾内湖に車等が転落した時や、交通事故等で油などが湖周辺の河川、排水路等に流出した時は、岩尾内ダム管理支所(電話0165-28-2301)に連絡してください。事故等の状況確認を行うとともに、状況に応じて水質汚染を最小限にするための対策を講じます。

◆注意◆

 油等による水質事故(水質汚染)が発生した場合、河川管理者が水質事故の処理対策に要した費用は事故の原因者に請求することとなります。

 処理対策の内容は、水質事故の発生状況によって異なりますが汚染源の除去(車が転落した場合は車の引き上げ)・汚染物質の拡散防止(オイルフェンス等の設置、撤去)・汚染物質の除去(吸着マット、バキューム等による除去)、及び除去した汚水・吸着マット等の処理(廃棄物処理)などで、これらにかかる費用は数百万円に及ぶことがあります。

岩尾内ダム管理支所

岩尾内ダム管理支所
国土交通省 北海道開発局 旭川開発建設部 名寄河川事務所
岩尾内ダム管理支所
〒095-0403 士別市朝日町岩尾内7314番地
TEL:0165-28-2301 FAX:0165-28-3679

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