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サンルダム | 台形CSG工法によるコスト縮減

台形CSG工法によるコスト縮減

重力式コンクリートダムは、コンクリートで作る直角三角形形状のダムです。
台形CSGダムの材質は、河床砂礫、セメント、水からなるコンクリートダムの一種で、CSG(Cemented Sand and Gravelの頭文字で、直訳すると「セメントで固めた砂礫」となる。)で作る台形形状のダムです。
  • ダム形状図
台形CSGダムは、堤体材料にCSGを用いて、表面は耐久性や遮水を目的としてた保護コンクリートを配置します。また上流面下部に監査廊および浸透路長を確保するための止水コンクリートを配置して、カーテングラウチングと補助カーテングラウチングを行います。
  • ダム断面図
従来の重力式コンクリートダムでは、ダムサイト周辺に品質を満足できる堤体材料がないため、原石山から採取する必要がありますが、台形CSGダムとした場合は、ダムサイト近傍の河床砂礫を使用することが可能となり、材料や施工においてコストが削減できることと、原石山採取のための森林伐採や山の掘削などが不要となることによる環境負荷の軽減を図ることができます。

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