基本的な考え方6
基本的な考え方
肯定的な主な意見
- 渇水時の安定的な用水の供給のためにサンルダムの早期完成を望みます。
懸念を示す主な意見
- 流水の正常な機能を維持するため必要な流量(正常流量)の冬期間の設定は過大ではありませんか。
- 岩尾内ダムにおける弾力的管理試験は、サンルダムの補給とどのような関係にありますか。
基本的な考え方
流水の正常な機能を維持するため必要な流量(正常流量)は、動植物の保護、観光・景観、流水の清潔の保持等を総合的に考慮して維持すべき流量である維持流量と利水流量の双方を満足する流量です。真勲別、美深橋における流水の正常な機能を維持するために必要な流量を検討した結果、それぞれ、かんがい期概ね6.0m3/s(非かんがい期概ね5.5m3/s)、概ね20m3/sと設定しています。サンルダムの利水補給では、動植物の生息・生育等に必要となる流水の正常な機能を維持するため必要な流量を、流量が不足する期間について、通年確保します。
岩尾内ダムにおける弾力的管理試験は利水者の協力を得て、ダム下流の河川環境の改善を目的に、試験的に夏期から秋期にかけて放流しているものです。この放流はあくまでも試験的なものであり、また、利水者の協力を前提として、流入量に余裕がある場合のみ貯留が可能であることから、ダムの補給計画という恒久的な計画に位置付けることはできないものです。
岩尾内ダムにおける弾力的管理試験は利水者の協力を得て、ダム下流の河川環境の改善を目的に、試験的に夏期から秋期にかけて放流しているものです。この放流はあくまでも試験的なものであり、また、利水者の協力を前提として、流入量に余裕がある場合のみ貯留が可能であることから、ダムの補給計画という恒久的な計画に位置付けることはできないものです。
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サンルダムによる水の補給
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美深橋地点における維持流量の検討総括表
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真勲別地点における維持流量の検討総括表
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河川整備計画で定める正常流量
- サンルダムによる水の補給 (PDF:225KB)
- 美深橋地点における維持流量の検討総括表 (PDF:16.9KB)
- 真勲別地点における維持流量の検討総括表 (PDF:12.0KB)
- 河川整備計画で定める正常流量 (PDF:11.0KB)