開拓初期-洪水実績4【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌
開拓初期(明治初期~明治42年頃) 1洪水実績
洪水観測で石狩川の計画流量を算出
明治37年(1904年)6月29日~7月11日洪水
■降雨量 札幌177mm/3日
■氾濫面積 1,300キロメートル2
■死者 不明
■被害家屋 16,000戸
■降雨量 札幌177mm/3日
■氾濫面積 1,300キロメートル2
■死者 不明
■被害家屋 16,000戸
明治37年洪水
明治31年洪水の傷もいえぬ明治37年、6月と7月の間に2回の洪水が発生した。しかし、この洪水で払われた犠牲はむだにならなかった。
『北海道治水調査会』の岡﨑文吉(石狩川治水事務所・初代所長)は、この洪水の観測結果を解析して、洪水対策を行った後に石狩川に流れる水量(計画流量)を算出した。計画流量8,350m3/秒(対雁地点)は、その後の治水事業に生かされ、昭和39年まで用いられることになる。
『北海道治水調査会』の岡﨑文吉(石狩川治水事務所・初代所長)は、この洪水の観測結果を解析して、洪水対策を行った後に石狩川に流れる水量(計画流量)を算出した。計画流量8,350m3/秒(対雁地点)は、その後の治水事業に生かされ、昭和39年まで用いられることになる。
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明治37年洪水氾濫区域図
*「捷水路」より