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昭和35年頃-社会情勢1【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 社会情勢

  • タイトル
<この時代に進められた政策>
  • 第1期総合開発計画(第二次五ヶ年実施計画 昭和33~37年)
  • 第2期総合開発計画 (昭和38~45年) 
  • 第3期総合開発計画(昭和46~52年)
1 高度経済成長の光と影
昭和25年に起こった『朝鮮戦争』の特需などを契機に、わが国は高度経済成長期(1950年代中期~70年代初期)に入った。昭和39年開催の『東京夏季オリンピック』の直後から自動車社会(モータリゼーション)が到来し、昭和43年にはGNP(国民総生産)が世界第2位になるなど、めざましい経済発展を遂げた。敗戦からわずか20数年で驚異的な経済成長を遂げた例は世界でもめずらしく、「東洋の奇跡」と謳われた。一方で、自動車から出る排気ガスや工場廃水などで環境が汚染され、公害問題が深刻化した。
  • 煤煙(ばいえん)の街並み(札幌市写真ライブラリー蔵) 煤煙(ばいえん)の街並み(札幌市写真ライブラリー蔵)
2 石炭から石油への転換
高度経済成長を遂げた要因のひとつに、「石炭」から「石油」への、エネルギー革命がある。栄華を極めた北海道の石炭業は急速に衰退し、産炭地は代わりとなる基幹産業を模索する。また炭鉱鉄道も廃止され、地域の便利な足が奪われるなど、わが国最大の『石狩炭田』を擁する石狩川流域は、計り知れない打撃を受けつづける。
3 都市圏への一極集中
アジア初の冬季オリンピックが、昭和47年に開催され、開催地・札幌市は目を見張るほど近代化された。札幌の顔である「地下鉄と地下街」が開業し、郊外には大型団地もつくられ、札幌の名は世界中に知られるようになった。また、北海道初となる高速道路の整備もこれを機にはじまった。こうして札幌市に人口が集中していき、周辺にベッドタウンが形成されるのに対して、農村や旧産炭地の過疎化は深刻になっていく。とくに農業は、1970年代からはじまった「米の生産調整」が離農に拍車をかけていた。
  • 金・銀・銅独占! 札幌オリンピック70m級ジャンプ競技の表彰(札幌市写真ライブラリー蔵) 金・銀・銅独占! 札幌オリンピック70m級ジャンプ競技の表彰(札幌市写真ライブラリー蔵)

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