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昭和35年頃-暮らし・社会2【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 6暮らし・社会

  • タイトル

国際都市として歩むなかで

高度経済成長の弊害
都市に人口が集中し重工業化が進むと、工場群の煙や自動車からの排気ガスによる「大気汚染」と、工場廃水や生活廃水が川などに流れ込む「水質汚染」が進み、公害問題が深刻化した。公害は住民生活に密着した問題なので、昭和20年代後半から、まず地方公共団体が規制条例化に向けて動き出した。
北海道では、雪道でのスリップを防止する『スパイクタイヤ』が、昭和37年から使用され、1970年代に急速に普及した。しかしスパイクタイヤは、道路のアスファルトを削って「車粉(粉じん)」を発生させ、人体に悪影響を及ぼすことから、大きな社会問題になった。「雪まつり」後半になると、雪像が車粉で黒くなるほどで、札幌観光にとってもマイナスだった。
*参考資料/「環境白書(昭和48年発行)」、札幌市「スパイクタイヤ問題解決のあゆみ」より
  • 昭和36年当時のスモッグの街並み(札幌市写真ライブラリー) 昭和36年当時のスモッグの街並み(札幌市写真ライブラリー)
さっぽろ地下街の誕生
さっぽろ地下街のオープンレセプション
『札幌冬季オリンピック』は、昭和47年2月、約10日間にわたって札幌市とその周辺で熱戦が繰り広げられた。
オリンピックの開催に合わせて開業した『札幌市営地下鉄南北線』とともに、国際都市をめざす札幌の 新しい顔として『さっぽろ地下街』も整備され、昭和46年11月、「ポールタウン(南北線)」「オーロラタウン(東西線)」がオープンした。40店近い本州の一流店が一挙に進出し地元の店と同居するのは、札幌商業界はじまって以来のことだった。
雨も雪も降らず、いつでも快適に買い物ができるさっぽろ地下街と地下鉄の開業で、都心の賑わいは地下鉄「大通駅」周辺に移っていった。
*参考資料/札幌都市開発公社「地下街のあゆみ」より

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