現在:豊平川流域-概要2【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌 支川編
現在(平成9年~現在まで) 豊平川流域 概要
現在の豊平川流域の姿 「快適でうるおいある道都へ」
札幌は現在、北方圏の拠点都市として都市機能の強化などを目的にプロジェクトが進められている。そのなかで「札幌の顔」となる、都心の再生事業に注目が集まっている。ひとつは大通地区と札幌駅地区を地下歩道でつなぐ「札幌駅前通地下歩道」。季節や天候に関係なく、だれもが安全・快適に移動でき、「札幌駅~大通・すすきの」の行き来がしやすくなることで、都心の活性化が期待されている。もうひとつに、重要な輸送路として札幌の発展を支えた創成川の再生がある。交通混雑の緩和のため、札幌オリンピックの開催に合わせて整備された、創成川通の南アンダーパスと北アンダーパス。これをむすび連続化させることで(創成川アンダーパスの連続化)、地上部に創成川と緑の空間が新たに誕生する(創成川公園)。完成すると、創成川沿いを散歩したり、水辺に近づけるようになるばかりか、狸小路と二条市場がつながり、歴史深い商業地のにぎわいの創出も期待されている。
また都市化で水が枯れ、水質が悪化している川の改善が、地域住民も参加して取り組まれている。豊平川などから浄化用水を、茨戸川など北部の川に導水して豊かな水環境を創出する(水と緑のネットワーク事業・茨戸川清流ルネッサンスⅡ)。札幌は拡大から成熟へ、人と自然が輝くまちへと成長をつづけている。
*参考資料/札幌市・第4次札幌市長期総合計画、都心交通計画、札幌の河川など
また都市化で水が枯れ、水質が悪化している川の改善が、地域住民も参加して取り組まれている。豊平川などから浄化用水を、茨戸川など北部の川に導水して豊かな水環境を創出する(水と緑のネットワーク事業・茨戸川清流ルネッサンスⅡ)。札幌は拡大から成熟へ、人と自然が輝くまちへと成長をつづけている。
*参考資料/札幌市・第4次札幌市長期総合計画、都心交通計画、札幌の河川など
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「茨戸川清流ルネッサンスII」創成川ルートからの導水が開始(札幌開発建設部蔵)
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北海道大学のキャンパス内に復元されたサクシュ琴似川
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姉妹都市提携30周年を機に開催されたミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo(札幌広域圏組合蔵)
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新しい観光文化の街づくりを目指しはじまったサッポロ・シティ・ジャズ (札幌広域圏組合・札幌市蔵)