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石狩川利用ガイド Q&A

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石狩川利用ガイド

しつもんQ&A

質問
 札幌市内に住むものですが、毎年この時期になると、河川敷の雪捨て場から、雪を河川に捨てていますが、問題ないのでしょうか。法に触れないのでしょうか。
 以前、新聞かニュースで、雪捨て場の雪を河川に捨てて、それが海まで流れて行き、漁協で問題になっているというのを見たことがあります。
 河川を管理している札幌開発建設部では許可しているのでしょうか。

 
答え
 市民生活に大きな障害となる雪の運搬・排雪を求める市民の声に応え、雪対策に苦慮している札幌市は、公共空間である河川敷の一部を雪堆積場として、河川管理者の許可を得て使用しています。
 当部が許可している豊平川については、河川敷を雪堆積場として使用するに際して、ゴミの混入・流出防止に努めるとともに河川水の水質調査を実施していただいています。 
 また、春先の融雪や降雨により河川が増水したときに流れの支障とならないように、さらに、豊平川の河川敷は、市民の憩いの場として広く使用されている公園の利用に支障とならないよう、札幌市には堆積した雪を崩すなど所用の措置をとっていただいています。
質問
イベントで河川敷を使用したいのですが、どこに尋ねればよいのでしょうか?
答え
イベントの内容や規模によって手続きが異なります、詳しくは、最寄りの河川事務所又は事業所にお問い合わせください。
質問
河川敷のサッカー場、野球場を利用するには、どこに申し込めばよいのでしょうか?
答え
サッカー場、野球場などの運動施設は、市町村又は公的な団体によって管理・運営されています。詳しくは、市町村などの公園担当の窓口にお問い合わせください。
質問
川の中の樹木はなぜ切らなければいけないのでしょうか?
河川敷の公園やグラウンドに木陰が欲しいのですが……
答え
川は洪水時には河岸が削られたり、水位の上昇で川の水が堤防からあふれそうになるなど、非常に危険な状態になります。このため、川の中の樹木が流れをさまたげ水位を上昇させたり、また、流れて橋脚に詰まることがないよう、伐採や間引きなど最小限の管理が必要です。
質問
河川敷にはどうして水飲み場がないのですか?
もっと清潔なトイレも欲しいのですが……
答え
河川敷は、大雨のときには水かさが増すため、その流れに支障がないようにする必要があります。ですから、撤去できるようなもの以外は、洪水時のことを考えて設置できません。又、堤防などにぶつかりその強度を低下させるような施設等の設置はできないなどの制約もあります。
質問
河川の整備は相当進んでいるように見えますが、まだ、やることがあるのですか?
答え
北海道は、本州に比べ歴史が浅く、明治時代以降河川整備が始められ、現在でも毎年のように道内各地で水害が発生するなど、その整備水準はまだ不十分。目標は100年あるいは150年に1度の規模で発生する雨により起きる洪水に対して安全な河川となるよう整備することですが、当面、30~40年に1度発生する雨による洪水(石狩川の昭和56年8月の洪水規模)を目標に整備を進めています。
質問
100年や150年に1度の洪水のために河川整備をするのは無駄ではないのですか?
答え
河川整備は人命、財産を水害から守ることを大きな目標としており、過去の実績等から目標とする洪水を想定して計画を策定しています。欧米諸国では、我が国に比べ極めて高い目標値を定め、高い整備水準を確保しています。例えばミシシッピー川では、500年に1度の確率で発生する洪水を目標に、又、イギリスのテームズ川では1000年に1回の確率で発生する洪水に対する治水整備を完了しています。一方、我が国では、水害に弱い国土条件から、治水整備はまだまだ不十分な状況にあります。国の管理する河川では、100年から200年に1度の確率で発生する洪水に対応できることを目標に河川整備を実施していますが、石狩川水系ではおよそ、10年から20年に1度の確率で発生する洪水に対応することしかできません。今後とも、頻発する洪水に対して被害を軽減すべく、着実な治水整備が必要です
質問
水需要が増えていないのに、まだダムをつくる必要があるのですか?
答え
ダムは、水需要に対応するためだけではなく、洪水調節の必要性をも考えて建設しています。水需要の観点から見ても、近年、1人あたりの生活用水は、核家族化や生活水準の向上(水洗トイレ、内風呂、全自動洗濯機等)などにより増加しています。また、農業用水も営農形態の近代化のため、深水かんがい等、水を多く必要としますし、工業用水も精密機械産業等でより多くの水を必要としています。さらに、河川に生息する動植物のためにも安定した水は欠かすことができません。今後も、まわりの環境に配慮しながら、水需要や洪水調節のために必要なダムを建設することとしています。
質問
アメリカでは環境に配慮してダムの建設をやめたそうでが、日本ではまだダムを造り続けるのですか?
答え
アメリカで「ダム建設の時代は終わった」という発言がされましたがその背景には、すでに多くのダムの建設を終えていること、ダム建設適地の減少や環境対策費用の著しい増大に伴い、別の手段を選択するようになったこと等の事情があります。しかし、洪水調節用のダムや水需要をまかなえない地域では現在もダム建設は進められています。(約40ヶ所)一方、日本では水資源施設の整備水準がアメリカに比べて低い状況にあること、さらに、洪水調節等の必要性から今後とも、ダムの建設は必要です。
質問
洪水氾濫の恐れのあるところに住まないようにすれば、水害は減るのではないですか?
答え
日本は、山地が多く平地が少ない地形特性から、国土面積に対し人が住むことが可能な面積割合は37%と、欧米の半分しかありません。このため、日本では、洪水氾濫の恐れのある平野に人口の51%、6,000万人が集中して住む結果となっています。これらの地域における人命や資産を土砂災害から守るための施策を今後も着実に進めなければなりません。
質問
山林を守り育てれば、治水整備をしなくても水害を減らせるのではないですか?
答え
山林を守り育むことは、雨水を地中に貯めたり、雨水が河川にたどり着く時間を遅らせるなど、治水の面からも大切なことですが、それだけでは水害をなくすことはできません。これは、昔の森林面積が多かった頃にも洪水が発生していたことから考えても明らかです。また、現在は、河川の近くに人口、資産が集中し、昔より水害の危険性は増大しており、計画的な治水整備が必要です。
質問
川の中州には木や草が生い茂っていて、市街地の貴重なみどりだと思うのですが、先日この木を伐採しているのを目にしました。あれは開発局で切っているのですか?
切ってしまう必要はないのではないのですか?
答え
ご質問、ありがとうございます。
伐採が行われていた川の大きさが分からないのですが、中州などの草木は、札幌開発建設部(国)で管理しているような比較的大きな河川では大きな問題とはならないことが多いのですが、中小河川の中州の草木は水の流れに影響を与え、大雨の増水時に流の妨げになることが予想されます。
札幌開発建設部では、中州及び川岸等に草木が生い茂っている場合は、現地調査したうえで、増水時の水の流れに支障があると判断される箇所について、鳥・魚・植物などの生息環境に配慮しながら伐採しています。

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