空知川の治水利水とダムの役割
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空知川の治水利水とダムの役割
空知川の治水利水とダムの役割について学べるページです。
空知川には金山ダムと滝里ダムの2つの多目的ダムがあります。
多目的ダムとは
(1)洪水から人々や町を守るため
(2)飲み水のため
(3)農業のため
(4)発電のため
などの目的のために作られたダムです。
多目的ダムとは
(1)洪水から人々や町を守るため
(2)飲み水のため
(3)農業のため
(4)発電のため
などの目的のために作られたダムです。
ちなみに滝里ダムに貯められる水の量は
滝里ダムはどうやって水を調節しているの?
「水道の蛇口」のように、ゲートで水量を調節します。
洪水の時は流す量を減らします。
渇水の時は流す量を増やします。
洪水の時は流す量を減らします。
渇水の時は流す量を増やします。
クレストゲートのみの自然調節について考えてみますと、
ダムの長さが445mですので、440mとして、出口の幅が22m×2=44mですので、
下の平面模式図のように10の入り口に対して1の出口となるボトルネックによって調節されるわけです。
ダムの長さが445mですので、440mとして、出口の幅が22m×2=44mですので、
下の平面模式図のように10の入り口に対して1の出口となるボトルネックによって調節されるわけです。
ペットボトルに水を半分くらい入れて、横に寝かせてイメージしてみて下さい。
実際には物理学の分野の1つである水理学の計算式などから
ゲート放流量を計算します。
実際には物理学の分野の1つである水理学の計算式などから
ゲート放流量を計算します。
何故、水を調節する必要があるの?
私達のほとんどは平野に住んでいます。
日本の平野のほとんどは氾濫原とも言われ、
川の氾濫によって作られた土地は、もともと氾濫することが普通でした。
氾濫の頻度を少なくするために、河川改修やダムが作られてきたのです。
また人が生きるためには食料や水が欠かせません。
水が多いときに水を貯蓄し、水が少ないときに水を流すことが、
人が生きていくために必要なのです。
日本の平野のほとんどは氾濫原とも言われ、
川の氾濫によって作られた土地は、もともと氾濫することが普通でした。
氾濫の頻度を少なくするために、河川改修やダムが作られてきたのです。
また人が生きるためには食料や水が欠かせません。
水が多いときに水を貯蓄し、水が少ないときに水を流すことが、
人が生きていくために必要なのです。
ところで滝里ダムの大きさや形は?
滝里ダムの形はどうやって決まったのでしょうか?
安全性を計算して、今のダムの形が決まっています。
・水の力や地震で壊れない
・水の力や地震で倒れない
・水の力や地震で滑らない
・水の力や地震で壊れない
・水の力や地震で倒れない
・水の力や地震で滑らない
算数の問題です。
空知川流域に10mmの雨が平均的に降った時,仮に全量が滝里ダムに集まった時に
滝里ダムの水位は何m上昇しますか?
滝里ダムの流域面積は 1662 キロメートル2
滝里ダムの貯水面積は 5 キロメートル2
として計算してください
滝里ダムの水位は何m上昇しますか?
滝里ダムの流域面積は 1662 キロメートル2
滝里ダムの貯水面積は 5 キロメートル2
として計算してください
正解は
10mm の雨が降ると
0.01 m × 1662 キロメートル2
=1662 万 m3
たった1センチメートルの雨でも,集めるとたくさんの量になります。
1662 万 m3 ÷ 5 キロメートル2 = 3.3m
だから 滝里ダムの水位が約3m上昇します。
実際には地下水として土中に蓄えられる量や蒸発する量などを差し引いた水量が流れてきます。
10mm の雨が降ると
0.01 m × 1662 キロメートル2
=1662 万 m3
たった1センチメートルの雨でも,集めるとたくさんの量になります。
1662 万 m3 ÷ 5 キロメートル2 = 3.3m
だから 滝里ダムの水位が約3m上昇します。
実際には地下水として土中に蓄えられる量や蒸発する量などを差し引いた水量が流れてきます。
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