ダムの建設用機械にはどんなものがあるの?
振動ローラ

ローラに起振機を組み合わせ、自重の1~2倍程度の起振力を付加することにより、大きな締固め効果を挙げる締固め機械です。RCDコンクリート、フィルダムの半透水層及び透水層の締固めなどに使用します。
(写真提供:日本ダム協会)
(写真提供:日本ダム協会)
重ダンプトラック

大塊の岩石やずり等を輸送する場合や、山地の長坂路を走行する場合に普通ダンプトラックでは早期に破損するので、これらの特殊条件に耐えるように設計されたのがこの重ダンプトラックです。普通ダンプトラックが10t級であるのに対し、重ダンプトラックは70tを超える大きなものもあります。
(写真提供:日本ダム協会)
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ブルドーザ

ブルドーザの後方に取り付けられ爪(リッパ)により主に軟岩の掘削を効率的に行います。取り付ける爪は普通3本で使用することが多いですが、岩の硬さによって使用する爪の数を変更します。
(写真提供:日本ダム協会)
(写真提供:日本ダム協会)
ホイルローダ

掘削力は小さいですが、ルーズな土砂類などの積込みに適しています。大型のタイヤを装着したホイール式ホイルローダは舗装道路も走行できるため、機動性が他の走行装置のものと比べ最も優れています。
(写真提供:日本ダム協会)
(写真提供:日本ダム協会)
目地切り機

打設後のコンクリートに目地を入れるため使用される建設機械です。目地切り用のアタッチメントを専用のベースマシンに搭載し、先端部のアタッチメントを振動させながら鉄板を圧入して目地を入れます。
(写真提供:日本ダム協会)
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