昨夜から降り続けた季節はずれの雪が木々を白くおおう。雪解けが近い早春の朝。
北海道の屋根「旭岳」(右端の山)と「旭橋」の組み合わせは旭川の代表的な風景である。
北の大地にも遅い春がおとずれた。新しい生命たちが輝く季節。
天を焦がす夕日、思わず橋の途中で足がとまった。
旭橋60周年を記念して行われたリベラインフェスティバル、もちろん主人公は旭橋である。
ランタン灯に浮かび上がる旭橋。流れるようなラインが美しい。
夏を彩る花火、闇に浮かんでは消える旭橋の背中が見えた。
石狩川は透明度を増し、大気は冴えわたる。厳しい季節は、もうそこまで来ている。
川霧たちこめ樹氷の花が咲く、氷点下20℃の厳寒の朝。
夕刻、帰路を急ぐ人、橋にたたずむ人、それぞれの想いを抱いて今日も人々は橋を渡る。
平成16年度の旭橋放水。