士別剣淵~名寄間
士別剣淵~名寄間
北海道縦貫自動車道は函館市を起点とし、室蘭市、札幌市、旭川市、士別市、名寄市等を経由して稚内市に至る延長約681キロメートルの高速自動車国道です。
このうち、士別剣淵~名寄間は、高速ネットワークの拡充による道北圏と道央圏の連絡機能強化を図り、地域間交流の活性化及び物流効率化等の支援を目的とした、士別剣淵ICから名寄IC(名寄美深道路)に至る延長約24キロメートルの事業です。
平成15年12月25日の国土開発幹線自動車建設会議(以下国幹会議という)において「抜本的見直しが必要な区間」とされ、平成18年2月7日の国幹会議への報告により士別市南町から士別市多寄町間の延長約12キロメートルが「緊急に整備すべき区間」として整備に着手し、平成26年8月8日の整備計画変更により士別市多寄町から名寄市間の延長約12キロメートルで整備に着手しています。
このうち、士別剣淵~名寄間は、高速ネットワークの拡充による道北圏と道央圏の連絡機能強化を図り、地域間交流の活性化及び物流効率化等の支援を目的とした、士別剣淵ICから名寄IC(名寄美深道路)に至る延長約24キロメートルの事業です。
平成15年12月25日の国土開発幹線自動車建設会議(以下国幹会議という)において「抜本的見直しが必要な区間」とされ、平成18年2月7日の国幹会議への報告により士別市南町から士別市多寄町間の延長約12キロメートルが「緊急に整備すべき区間」として整備に着手し、平成26年8月8日の整備計画変更により士別市多寄町から名寄市間の延長約12キロメートルで整備に着手しています。
整備効果⇒農産品の流通利便性向上が期待されます
名寄市のアスパラガスの収穫量は全道1位であり、約4割は苫小牧港を経由して道外へ出荷。下川町で近年栽培が盛んなフルーツトマトは約9割を新千歳空港から道外へ出荷されており、消費地までの輸送距離が長く、信号交差点が連続し混雑する市街地の通過により、農産品の輸送時の品質低下が発生するため、定時性及び速達性の高い輸送ルートの確保が課題です。当該道路の整備により、混雑する市街地を回避し、物流拠点等への定時性及び速達性の高い輸送ルートが確保され、農産品の流通利便性向上が期待されます。
整備効果⇒救急搬送の安定性向上が期待されます
道北三次医療圏の面積は四国4県と同程度ですが、救急救命センター数は1/4と限られており、救急患者を遠距離搬送せざるを得ない実態で、旭川市等への遠距離搬送による搬送患者及び救急隊の負担は大きく、速達性・安定性の高い救急搬送ルートの確保が課題です。当該道路の整備により、名寄以北地域から旭川市等の高次医療機関への救急搬送時間が短縮され、救急搬送の速達性・安定性向上が期待されます。
整備効果⇒道路交通の安全性向上が期待されます
当該道路と並行する国道40号は、市街地の交差点を起因とする追突・右左折時の事故や、郊外部における重大事故リスクの高い正面衝突事故など、道路交通の安全性が課題です。当該道路の整備により、物流等の広域交通と生活交通の分散が図られることで交通事故が減少し、道路交通の安全性向上が期待されます。
工事実施状況
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改良工
(士別市川西地区)
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改良工
(名寄市風連地区)