観光体験記【平成30年度】(3)沙流川渓谷編
(3)沙流川渓谷編
※これは平成30年(2018年)10月の情報です。
上川地域と日高地域を結ぶ国道237号。上川地域では「花人街道」、「ガーデン街道」の愛称で親しまれ、ラベンダーなど色とりどりの花を楽しめる観光道路として有名な道路です。
日高地域は北海道胆振東部地震で大きな被害を受けたむかわ町と隣接していますが、国道237号は幸いにも大きな被害がなく、地震発生直後から通行可能でした。国道237号の日高町と平取町を繋ぐ区間は清流「沙流川」が並行するように流れており、秋には「沙流川渓谷」の美しい紅葉を眺められる道路として人気があります。
沙流川渓谷の紅葉は、国道237号と沙流川が交差する地点で特に美しい光景が見られますが、この道路はトラック等大型車両の交通量が多いため、路上駐車は厳禁。今回は日高町(旧日高町域)から平取町に向かって紅葉ドライブを楽しみつつ、駐車して問題のないスペースを探しながら撮影してきました。

【三岡橋】
国道237号から日高町(旧日高町域)の道道847号に入るとすぐにある三岡橋では、紅葉の間を流れる沙流川を間近に見ることができます。橋の辺りから国道側を眺めてもキレイです。

【三岩橋】
三岩橋付近には、国道沿いに比較的大きな駐車スペースがあります。
赤や黄色の紅葉と青く静かに流れる沙流川のコントラストが映えます。
【岩内園地】
三岩橋から数分走ったところで「岩内園地」の看板を見つけ駐車。住民の憩いの場なのかもしれませんが、誰もいません。
木々の隙間から見える渓谷美をゆっくりと堪能できます。
【町道(竜門橋手前】
【町道(竜門橋手前】

国道に架かる竜門橋から見る紅葉が有名ですが、橋の上からの写真撮影は危険と判断。

竜門橋の手前から町道に入り、高いところから山々を眺めてみました。
【二風谷ダム(にぶたに湖)】
竜門橋を過ぎると平取町に入ります。
平取町には、クマが神に姿を変えられたとするアイヌ民族の伝承があります。二風谷ダム近くの岩山には、3頭の親子グマが山の上に走るように見える「クマの姿岩」がありましたが、今回の地震によって崩れる被害がありました。
にぶたに湖は、二風谷ダムの完成によって誕生したダム湖で、湖の周辺にはアイヌ文化や沙流川周辺の自然・歴史を紹介する博物館が集まっています。ここでの紅葉も綺麗です。
竜門橋を過ぎると平取町に入ります。
平取町には、クマが神に姿を変えられたとするアイヌ民族の伝承があります。二風谷ダム近くの岩山には、3頭の親子グマが山の上に走るように見える「クマの姿岩」がありましたが、今回の地震によって崩れる被害がありました。
にぶたに湖は、二風谷ダムの完成によって誕生したダム湖で、湖の周辺にはアイヌ文化や沙流川周辺の自然・歴史を紹介する博物館が集まっています。ここでの紅葉も綺麗です。
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(二風谷アイヌ文化博物館)
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二風谷ダムは室蘭開発建設部で管理しています。ダムには主にサクラマスの保護を目的とした魚道が設置されています。
写真には納められませんでしたが、数匹のサケが遡上する場面を見ることができました。
今回のご紹介はここまで。沙流川渓谷の自然美を満喫できる日高町・平取町に、ぜひ皆様もお越しください。
(文責:室蘭開発建設部)