観光体験記【平成30年度】(2)洞爺湖編
(2)洞爺湖編
※これは平成30年(2018年)10月の情報です。
北海道胆振東部地震の発生から2か月。北海道屈指の観光地であり、ユネスコ世界ジオパーク認定地・洞爺湖有珠山ジオパークに位置する洞爺湖にも観光客が戻ってきています。10月上旬には台風が接近していましたが、私が洞爺湖を訪れた10月21日の前後は秋晴れが続き、絶好の行楽日和でした。

まずは遊覧船の乗船を待つ間に足湯「洞龍の湯(とうろんのゆ)」を体験。中島めぐりの遊覧船桟橋のすぐ目の前なので、待ち時間を有効に使えます。
湖畔の景色を眺めながらの足湯はとても気持ちが良く、心も体もリフレッシュできました。

そして、遊覧船「エスポアール」に乗りいよいよ中島へ。遊覧船は、30分間隔で運航しており、遊覧のみの所要時間は50分です。今回は遊覧船立ち寄りポイントの大島に上陸してみることにしました。大島までの所要時間は20分ほどです。
デッキで湖上の景色を眺めながらの短い船旅を終え大島に到着。まずは森林博物館を見学してから受付で簡単な入山手続きをし、大島の中央付近にある大平原を目指してトレッキング開始です。
しばらくはカラマツ林の中を進みます。足下がウッドチップでふかふかしていてトレッキング初心者の私でも安心して気持ちよく歩けました。
しばらくはカラマツ林の中を進みます。足下がウッドチップでふかふかしていてトレッキング初心者の私でも安心して気持ちよく歩けました。
途中アップダウンもありましたが、50分ほどで目指していた大平原にようやく到着。ひょっこり見えた羊蹄山には雲がかかっていました。今回はその先の折り返しポイントまでは行かずにここで折り返すことに。運が良ければエゾシカやエゾリスに出逢うこともあるそうですが、この日は残念ながら出逢えませんでした。
1時間半ほどトレッキングを楽しんだ後、遊覧船で湖畔に戻り、車で湖畔をぐるっと一周してみることにしました。
1時間半ほどトレッキングを楽しんだ後、遊覧船で湖畔に戻り、車で湖畔をぐるっと一周してみることにしました。
湖畔に点在する彫刻が景色と一体となって美しい「とうや湖ぐるっと彫刻公園」。
自然と人が造り出した風景に癒されます。
洞爺湖に突き出た出島にある「浮見堂公園」に立ち寄り、園内を散策。
聖徳太子像を祭る二重の塔の赤い色が湖水や空の青さに良く映えます。この浮見堂の周辺には、縄文人が暮らしていたことを示す湖底遺跡があり、縄文人が暮らしていた頃は現在よりも水面が低かったようです。
サイロ展望台からの眺めも雄大で神秘的です。観光バスが次々と来ており、人気のビューポイントであることがうかがえます。
湖畔巡りを楽しんだ後は、洞爺湖温泉街で美味しい料理や温泉を堪能しました。
洞爺湖周辺は、ここでは紹介しきれないほどの魅力でいっぱいです。皆さんもぜひお越しください。
(文責:室蘭開発建設部)