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観光体験記【特別版】~がんばろう!胆振・日高~ (6)あびら復興感謝フェス編

(6)あびら復興感謝フェス編

 北海道胆振東部地震で甚大な被害を受けた安平町。今年4月19日に新しい道の駅「あびらD51ステーション」がオープンするなど、少しずつ復興に向けた歩みを進めています。
 震災では、4000人以上の方がボランティアとして安平町で活動され、また、全国各地から多くの支援物資・寄付も寄せられました。5月18日には、支援していただいた方への感謝を伝えるため、道の駅で復興感謝イベントが開かれました。
  • 安平町道の駅の写真
  • 飲食店ブースの写真
 ゴールデンウィーク中は多くの人が道の駅を訪れ、なかなか駐車場に入れませんでしたが、今回は思っていたほど待機車両はなくスムーズに来場。混雑しないように、ボランティア関係者と一般来場者の駐車場を分けるなど、工夫をされていたようです。外には町内飲食店のブースが並んでいました。
ソフトクリームの写真



 到着してまずはスタンプ帳に道の駅スタンプを押して中を見学。道の駅ではここでしか食べられないソフトクリームがあるのも楽しみですよね。左はSLの煙をイメージした「もくもくD51ソフト(バニラ味)」、右は安平町特産の甘露(あじ瓜)の果汁を使った「あびらカンロソフト」。D51ステーションにしかありません。
鉄道資料館の写真
 道の駅内には鉄道資料館がありますが、なぜ安平町が「鉄道のマチ」なのか、皆さんご存知ですか。
 開拓使により北海道の開拓が進められた明治時代、内陸部の石炭を運び出すために現在の室蘭本線が敷設されましたが、安平町追分地区は岩見沢方面・夕張方面の分岐点となり、交通の要衝として発展したからです。安平町は日本遺産に認定された「炭鉄港」の取組にも参加しています。
 震災の影響で道の駅のオープンには間に合いませんでしたが、「D51 320」と「キハ 183-0系」も展示されることになっています。

 さて、復興フェスですが、メインイベントはこの鉄道資料館で行われる及川安平町長と安平復興ボランティアセンター・井内センター長の特別対談。地震発生直後から経験のない大災害を連携して対応してきた町とボラセン。両者の信頼関係を感じられる対談でした。
  • 特別対談の写真
 井内さんは、普段はこども園の園長さんで、地震が発生した日はちょうど「お泊り会」で園児さんがいらっしゃったそう。子供の安全は確認できても親御さんと連絡が取れない、道路の被災などにより親御さんが迎えに来られないなど、従前の想定どおりには対応できなかったそうです。
 また、震災後の子供たちの遊びが地震に関係するようになったり、黒や紫色で絵を描くようになるなど、子供の心理面への影響も見られたそうですが、熊本地震で被災した同業の方の話を聞いたことがあったため、現実を受け止められたそうです。こういった経験を語り継ぐことも防災だとおっしゃっていました。

 地震発生直後すぐに町に働きかけてボランティアの受け入れ等を始めた井内さん。ボランティア募集等の情報発信や受付管理などをSNS等のITを最大限活用して行ったそうです。被災された中学生の勉強をサポートする「あびら未来塾」の運営なども行っており(受験生は全員志望校合格!)、大規模災害になると行政では迅速・臨機に対応することが難しいものも多くありますので、そういう時だからこそ行政と住民(ボランティア)の連携・役割分担が重要と感じました。

「あびらぼ」の郊外授業風景の写真










 (午後に行われた「あびら未来塾」改め「あびらぼ」の郊外授業『勉強しない学び舎』の光景)

 

ボランティアの若者の写真
 安平町では、被災直後から活動してきた災害ボランティアセンターに加え、新たに「復興ボランティアセンター」を組織しています。ボランティアというと避難所の運営や被災された住宅の片づけなどをイメージしますが、復興後のまちづくりを行うために今も活動が続けられていて、その中心には実は町外(道外も!)から移住してきた若者たちがいます。
ボランティアの若者の写真
 人口減少や少子高齢化の影響で地域の消滅危機といわれていますが、このような若者たちと地域の人たちが繋がって新しい未来を創っていく。人と人との繋がり・縁を大切にしなければ、と改めて思いました。
  • 安平町菜の花畑の写真
 安平町は知る人ぞ知る「菜の花」のマチ。少し早いかなと思いつつ、町内をぷらっとドライブ。あちこちで菜の花畑の黄色い絨毯が広がっていました。見ごろは5月下旬から6月上旬です。
 6月中旬にはD51も道の駅に移設されますので、皆さんもぜひ安平町へお越しください。
                                   (文責:室蘭開発建設部)

お問合せ先

地域振興対策官

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7053

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