国土交通省北海道開発局 室蘭開発建設部

1961年、当時の日本では下水道の普及が著しく遅れていました。（下水道を使えた人は、わずか6％だけ・・・）

下水道の整備を促進するために、広く人々の理解と協力を呼びかけようと建設省（国土交通省の前身組織の1つ）が「全国下水道促進デー」を制定しました。そして2001年、より親しみのある名称にすることとなり、現在の「下水道の日」に変更されました。

1年のうち、最も短時間に大雨が降るのは、8月から10月の台風シーズンです。なかでも、9月10日は立春から数えて220日目にあたり、昔は大きな台風が来る日とされていました。つまり、大雨に備える特別な日のひとつだったのです。

この特別な日が、「雨水を流す」という下水道の重要な役割となじみがあることから、9月10日が「下水道の日」となっています。