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観光 体験 アポイ岳ジオパーク 登山体験!

アポイ岳ジオパーク 登山体験!

 ※これは平成23年(2011年)8月掲載の情報です。

アポイ岳ジオパーク 登山体験!

 様似町のアポイ岳とその周辺は、日高山脈の上昇とともに地下数十キロメートル深部の上部マントルから押し上げられた「カンラン岩」という岩でできています。

 アポイ岳のカンラン岩はとても新鮮で、鉱物がマントルにあったままの形で残っているために、マントル内で起こっている様々な出来事を知る上でとても貴重であり、「幌満カンラン岩」として世界的に有名です。

 また、アポイ岳には低標高ながら80種類以上の貴重な高山植物が生息しており、ヒダカソウなどのアポイ岳でしか見られない固有種もあり、その群落は1952年(昭和27年)に国の特別天然記念物に指定され、毎年多くの愛好家が登山に訪れます。

 さらに、様似町は海岸に親子岩やエンルム岬、ソビラ岩、ローソク岩の奇岩が立ち並ぶなど、風光明媚な土地であるともに、江戸後期の東蝦夷地の要路として早くから拓けた歴史あるまちで、アポイ岳ジオパークは、こうした様似町の自然や歴史、文化を丸ごと学び楽しむためにつくられた大地の公園です。

 アポイ岳ジオパークには、東から「幌満峡(ほろまんきょう)エリア」、「アポイ岳エリア」、「日高耶馬溪(ひだかやばけい)エリア」、「新富エリア」、「様似海岸エリア」が設定されており、今回は、アポイ岳エリアの面である、アポイ岳登山に挑戦してきました。
アポイ岳体験01
室蘭を朝5:00に出発。まずは登山口である様似町のアポイ岳ビジターセンターを目指します
 まず最初にビジターセンターで情報収集です。センター内には、現時点で観察できる植物が紹介されていました。時期が秋だったこともあり「ヒダカソウ」などの固有種は見られないとのこと。
また、カンラン岩などの珍しい石サンプルも展示されています。
クマの目撃情報なども掲載されていて、緊張感が走ります。
9:45分、トイレに行っていざ出発!
  • アポイ岳体験02
  • アポイ岳体験03
  • アポイ岳体験04
  • アポイ岳体験05
アポイ岳体験06
その前に、しっかり入山届けに記入!ここから、約3時間の登りが始まります。
アポイ岳体験07
アポイ岳固有の植物を守るため、最初の小川で靴底を洗う場所があります。
はじめは森林地帯を進む緩やかな登りが続きます。森の空気はマイナスイオンたっぷりで癒されます。
  • アポイ岳体験08
  • アポイ岳体験09
アポイ岳体験10
途中、何箇所かに休憩所が設けられており、アポイ岳の豆知識を習得。
カンラン岩は見られるのかな?ナキウサギも見てみたい!
アポイ岳体験11
約1時間で五合目の山小屋に到着。ここで一休みです。
ここまでくるとようやく展望が開けてきます。様似の町も見えてきました。
 ここから急な登りとなりますが、こんな可愛らしい高山植物が出迎えてくれるので疲れも吹き飛びます。
ピンクは「ヒダカミセバヤ」、黄色は「キンロバイ」です、たぶん(汗)
  • アポイ岳体験12
  • アポイ岳体験13
さらに高度を上げ7合目付近です。アポイ岳山頂も間近に迫っています。
ここから「馬の背」と呼ばれる緩やかな稜線を行くと、いよいよ最後の急なのぼりです。
この辺りから上は全て岩石地帯となり、あちこちに緑色のカンラン岩が!
  • アポイ岳体験14
  • アポイ岳体験15
アポイ岳体験15
最後の登りは急な岩場。眼下には太平洋広がり、標高800mクラスとは思えない高度感も味わえます。
アポイ岳体験16
12:30分、標高810.6mの山頂に到着しました。
眼下には雄大な太平洋、「様似海岸エリア」のエンルム岬なども一望できる眺望がすばらしいです。
反対側には日高山脈の山々が広がっています。
この景色を見ると頑張って登って良かったと思いますね。
そして、お腹がすきました。登山のお楽しみの一つは山頂ランチ。これが美味しいんです!
 アポイ固有の動植物や海抜0mからの高度感など、魅力たっぷりのアポイ岳。
今度は是非アポイ山荘に泊まって、地元食材たっぷりの食事とお風呂もあわせて満喫したいです。

お問合せ先

地域連携課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7053

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