平取町かわまちづくり
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平取町かわまちづくり
- 紫雲古津川向大橋から望む沙流川の風景(H27)
地域に息づく歴史・文化を川から発信!
アイヌ文化伝承に必要な自然素材を活かし、伝承活動を通じて多くの方にアイヌ文化を知ってもらいたい。そんな想いで、かわまちづくりを進めています。
- 沙流川沿いで行われる「チプサンケ」と呼ばれる舟下ろしのアイヌ伝統文化
- 歴史を伝える解説版(紫雲古津川向大橋付近)
- アイヌの自然観に触れる沙流川フットパスイベント
- 伝統的に水辺空間で採取・育成をしていた草本類植栽や雑穀栽培等の伝承活動
沙流川の河川空間をより一層活用!
既に整備した水辺空間と、広域の水辺空間を一体とした活用を推進していきます。
〈整備によって期待されること〉
- 雑穀類の栽培により、アイヌの食体験や収穫・加工体験に活用できるようになります。
- 視点場(ビューポイント)による景観を眺める立ち位置、フットパスツアー、日常的な散策での利便性が向上し、河川空間のにぎわいの形成に寄与します。
- チプサンケ等の伝統儀式が継続的に実施できるようになり、アイヌ文化の伝承活動や体験・学習の場として活用できます。
平取町かわまちづくり計画について
平成21年度から平取地域イオル再生事業と連携し、植栽や文化伝承のための水辺空間の整備を進めてきました。平取町はアイヌ文化の振興・保全、イオル再生に向けた検討等の必要性が高まっている状況を踏まえ、整備済の箇所を含めた広域を一体とした水辺空間の活用をより一層進めるため、「平取町かわまちづくり」計画の変更を行いました(平成28年3月変更)。
室蘭開発建設部は、沙流川のフットパスや文化伝承の場に関する整備などを行い、河川空間をより一層活用し、地域の活性化に向けて支援していきます。