帯広河川事務所 私たちの仕事 堤防や護岸を維持する
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私たちの仕事-街を洪水から守るー
堤防や護岸を維持する
堤防や護岸を造った後、それらを維持するための維持・補修工事を実施しています。堤防の除草や堤防上の道路の補修、不法投棄処分などをしています。
主な維持・補修工事
堤防除草
除草は、堤防の損傷箇所(ひび割れ、すべり等)の発見を容易にするとともに、法面植生の保護のために行われます。
天端補修
天端(堤防上の道路)は、川の管理や災害時の見回り点検、水防活動用の道路として使用するため常に良い状態に保つことが必要です。
護岸補修
護岸の破損を放置した場合、増水時に護岸が流出し堤防が侵食されるなど、洪水に対する安全性が損なわれる恐れがあります。したがって、災害発生を未然に防止するため、護岸の損傷を発見した場合、補修工事を実施します。
塵芥処理
河川敷地に捨てられた大量の塵芥(ゴミ)を集めて、分別処理しています。テレビ、冷蔵庫、エアコン、バッテリー、タイヤ、プラスチック、発泡スチロール、可燃物など全てを分別しています。
樹木管理
川に樹木が密集して生えていると増水時などに川の水が流れにくくなり水位が上昇する恐れがあります。樹木自体が流下阻害の原因になるだけでなく、倒れた樹木が流木になり下流へ被害を与えることもあります。そこで、繁茂状況を把握し、必要に応じて川の中の樹木の間伐等を行います。
間伐する際は、事前に動植物を調査し、重要種の保全等を行っています。
間伐する際は、事前に動植物を調査し、重要種の保全等を行っています。
流木処理
治水工事を実施するにあたり、重要種等の保全や工事後に自然が回復しやすい工法を活用するなど、工事による影響がを最小限にし、良好な自然環境の復元が可能となるように川づくりを行います。