増毛港 地域生活基盤整備事業
プロジェクト紹介
現状と課題
増毛港は地域の基幹産業である水産業を支えていますが、係留施設の不足から小型船の利用に支障が生じているとともに、ふ頭用地も不足しているため、非効率な利用形態を余儀なくされています。
また、石材の荷役時に発生する騒音・振動に対する対応を求められています。
また、石材の荷役時に発生する騒音・振動に対する対応を求められています。
- 水産物荷役作業状況
- 狭い用地における荷役作業状況
整備内容
これらの課題を解決するため、小型船だまりの整備を進めています。
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整備前
水産品の陸揚げ待ちにより商品価値の低下、作業効率の低下が生じる。
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整備後
水産品の陸揚げ待ちがないため、品質低下の防止、作業効率の向上が図られる。
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整備効果
これらの整備を行うことにより、
- 新たな石材の荷役場所が確保され、輸送の効率化が図られるとともに、騒音・振動の生活環境が改善されます。
- 小型船の滞船時間が削減され、多層係留も解消されるため作業時間の短縮が図られます。
- 荷役作業の短縮に伴い、水産品の商品価値に低下が回避されます。
- 用地が拡大し岸壁背後における効率的な荷役作業が確保されます。
- 屋根付岸壁による漁獲物付加価値の向上が図られます。