羽幌港 耐震強化岸壁整備事業
プロジェクト紹介
現状と課題
羽幌港は、天売・焼尻島の生活・産業・観光を支える重要な役割を担っていますが、これまで耐震強化岸壁が整備されていなかったことから、震災時の緊急物資等の輸送確保が課題となっていました。
また、フェリーが利用していた旧岸壁は老朽化が著しく、早急な対応が求められています。
また、フェリーが利用していた旧岸壁は老朽化が著しく、早急な対応が求められています。
整備内容
これらの課題を解決するため、平成13年度から耐震強化岸壁の整備に着手し、平成25年3月に供用開始しました。これにより、既に耐震強化岸壁が整備されている天売・焼尻港との間により、震災時の緊急物資および避難者の海上輸送が確保されることとなりました。
また、老朽化が進んでいる旧フェリー岸壁については、現在、改良整備を進めています。
また、老朽化が進んでいる旧フェリー岸壁については、現在、改良整備を進めています。
-
整備前
震災を受け施設が使用できない。
-
整備後
耐震補強により震災時でも施設は使用できる。
|
整備効果
これらの整備を行うことにより、
- 離島との効率的な物流やフェリー乗船客の移動が確保されます。
- 大規模地震発生時における緊急物資や最小限の物流機能の確保が可能となります。
- 大規模地震発生時においても羽幌港と天売・焼尻島間の移動が可能となります。