プロポーザル方式
プロポーザル方式
北海道開発局営繕部では、創造性、技術力を必要とする建築設計業務等の設計者選定方式として、より良い「設計」を進めるために競争入札方式をさけ、プロポーザル方式を採用しています。
より良い「設計」を進めるために
設計の質を確保するには、設計料の多寡によらず、設計者の創造性、技術力、経験などを評価し、その設計業務の内容に最も適した設計者を選定する必要があります。
入札以外の方法の中で適用範囲の広さ、簡便性、客観性等の点で優れた方法として広く採用され始めているのが「プロポーザル方式」です。
「プロポーザル方式」とは、ひとことで言えば、建築設計を委託するうえでもっとも適した「人(設計者)」を選ぶ方式です。
すなわち、技術力や経験、プロジェクトにのぞむ体制などを含めたプロポーザル(提案書)を提出してもらい、公正に評価して設計者を選ぶ方式です。
入札以外の方法の中で適用範囲の広さ、簡便性、客観性等の点で優れた方法として広く採用され始めているのが「プロポーザル方式」です。
「プロポーザル方式」とは、ひとことで言えば、建築設計を委託するうえでもっとも適した「人(設計者)」を選ぶ方式です。
すなわち、技術力や経験、プロジェクトにのぞむ体制などを含めたプロポーザル(提案書)を提出してもらい、公正に評価して設計者を選ぶ方式です。
1 設計者選定には、公正性、透明性、客観性が求められています。

「プロポーザル方式」では、適正に運営されれば客観的な評価基準をもとに、公正な審査が行われ、選定プロセスも透明性が確保されます。時代が要請する公正性、透明性、客観性をもつ設計者選定が可能な方式です。
2 「競争入札方式」に代わり、質の高い設計を可能にする選定方式。

建築設計は、あらかじめその内容や結果が目に見えるかたちになっているわけではありません。したがって、競争入札方式によって設計料の多寡だけで選定することは適切ではありません。高い技術力や経験をもつ設計者を選ぶ「プロポーザル方式」がすぐれている点は、出来上がる建築の質の高さに重点が置かれている点です。
3 費用・労力・時間に負担をかけない

「プロポーザル方式」では、具体的な実施方針・設計体制や実績の紹介などに関する提案書類を作成することが中心です。
「コンペ方式」に比べて提出者側も主催者側も簡便に対応できる点が大きな利点としてあげられます。
4 設計案ではなく、人(設計者)を選ぶ方式。

「コンペ方式」は設計競技であり、「設計案」の良否を検討して選ぶものです。これに対して「プロポーザル方式」は「設計案」ではなく、設計を委託すべき「人(設計者)」を選ぶ点が異なります。
5 設計者との共同作業が図れる。
「プロポーザル方式」では、設計者を選定し、それから具体的な設計が発注者との共同作業により進められます。
6 ヒアリングを行い、設計者の能力を総合的に判断。
書類提出だけではなく、ヒアリングを行うことで設計者の総合的な能力を直接評価することができます。