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WEB広報誌 かいはつグラフ2010.9 北海道の道の駅

北海道の道の駅

  • タイトル
はたけ
 ワイン、うどん、そして坂本龍馬

 食欲の秋。おいしい料理とワインを楽しむのもいいですね。
 ワインといえば、北海道は加工醸造用ぶどうの生産も盛んで、なかでも、浦臼(うらうす)町はワイン用ぶどうの作付け面積、生産量ともに日本一のまちでもあります。

  町内の約160ヘクタールのぶどう畑ではこれから収穫作業が始まり、畑は甘酸っぱいぶどうの香りに包まれます。
 今年もよいぶどうが育っているとのこと。おいしいワインが期待できそうです。
ぶどん
 ところで、今回は浦臼産のぶどうを使った特産品のなかでも、ちょっと変わった逸品を紹介しましょう。ワイン用のぶどうの絞りかすを粉末にし、それを混ぜ込んだ「うどん」ならぬ「葡どん(ぶどん)」です。
 国道275号沿いの道の駅つるぬまで販売されています。

 浦臼町商業建設課商工観光係の山崎哲さんに話をお聞きしました。
 「ワインやジュースを絞ったあとの絞りかすにもポリフェノールがたくさん入っています。何かに利用できないかと、試行錯誤を続けていました。ある時、うどんに混ぜて作ってみたところ、どういう訳か、麺のモチモチ感が増して、しかも延びにくい麺ができたのです。」

  「ほのかにぶどうの香りや味がしますが、食べ方は普通のうどんと同じです。モチモチとしたこしの強さが特徴ですから、冷たい「うどん」として食べるのがおすすめです。」 道の駅つるぬまには、評判を聞いて買いに来る方も多いそうです。
さかもと
 ところで、浦臼町といえば、坂本龍馬の甥にあたる坂本直寛が明治中期に移住したまちでもあります。
 龍馬の跡目を継いだ坂本直の死後、その妻坂本留と息子の坂本直衛が直寛を頼って浦臼町に移住してきました。浦臼町札的(さつてき)には「坂本龍馬家」のお墓もあり、郷土資料館には坂本家ゆかりの品々が展示されています。

 「このところの坂本龍馬人気で、問い合わせが結構来るんですよ。」と道の駅つるぬまの山崎紀雄さん。
 「道の駅では、「北の龍馬羊羹」や「坂本龍馬まんじゅう」、隣の物産館では浦臼ワインに特別ラベルを貼った「坂本龍馬ワイン」なども扱っております。龍馬にちなんだ商品を扱っている道の駅は、北海道ではうちだけではないかと思いますよ。」

 ワインの新酒や秋の味覚を求めて、坂本龍馬の子孫の足跡を訪ねて、秋の浦臼町にドライブにでかけてみませんか。
  • 道の駅

お問合せ先

開発監理部 広報室

電話番号:011-709-2311 ファクシミリ:011-709-8995


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