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WEB広報誌 かいはつグラフ2010.11 特集

雨の日も晴れの日もダムは働いている

  • タイトル
 帯広市立第六中学校3年生の野村くんと久保くんが職場体験学習で新得(しんとく)町の十勝ダムを訪れました。
 雨の日も晴れの日も休むことなく働いているダム。ダムでは毎日どんな仕事があるのかな。2人と一緒に帯広開発建設部帯広河川事務所十勝ダム管理支所の仕事を体験してみましょう。

始めに十勝ダムの役割について勉強

説明
 十勝ダムの役割は大きく2つあります。
 ひとつめは、十勝川の水を貯めて下流の洪水を防ぐこと。(治水)  
 ふたつめは、ダムに貯めた水を利用して、十勝発電所で発電を行うこと。 (利水)
 十勝ダムは、2人が住んでいる帯広市から約40キロ以上離れていますが、帯広のまちを洪水から守ったり、市内で使っている電気の一部は十勝発電所から送られていることなどを勉強しました。

いよいよダム管理所での仕事を体験

ダム管理の基本中の基本 流量の計算に挑戦
説明
 ダムは大雨で増えた十勝川の水を貯めて、洪水から下流のまちを守ります。たくさんの水を貯めるためには、ダムを空っぽにしておけばいいのかな?
 「十勝ダムの水は発電にも使っているので、一定の量の水はダムに貯めておく必要があるのです。ダムに貯まっている水の量は、上流の川からどれだけ流れ込んでくるかによって日々変わります。ダムに流れ込む水の量を把握することがダム管理の基本なんですよ。」と佐藤管理係長。
  野村くんは十勝ダムに流れ込む十勝川の流量観測に挑戦しました。
  • 計測 ストップウォッチで流れの速さを計測
  • 報告 流量観測の結果を係長に報告
ダムはたくさんの機械に支えられている 機械の点検も大切な仕事
説明
 ダムには、貯めた水を放流するためのゲート(水門)があります。ダムにたくさん水が貯まったときには、ゲートを開けて、放流を行います。
操作
 久保くんは、真下(ました)機電係長からダムのゲートの操作がどのように行われているのか実際に操作盤を見ながら、説明してもらいました。
点検
 「例えば、今年の8月24日の大雨の時には、約839万立方メートルの水(札幌ドーム約5.3個分)をダムに貯めました。最大570立方メートル/秒のダム流入量のうち470立方メートル/秒を貯めて、100立方メートル/秒を放流しました。」

 また、ダムの放流を知らせる警報機や停電時に電力を供給するための発電機の点検も行いました。

最後に2人から質問「仕事のやりがいって何ですか」

  • 職員

お疲れ様でした 今日一日の感想を2人に聞いてみました

  • 感想
ダムって見学できるの
 ダムの見学を希望される方は、ダムを管理している河川事務所やダム管理支所、ダム管理所に事前にお問い合わせください。
 また、北海道開発局では、ダムの役割や構造について職員が説明する出前講座を開設しています。
 詳しくは出前講座のページをご覧ください。

お問合せ先

開発監理部 広報室

電話番号:011-709-2311 ファクシミリ:011-709-8995


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