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農業 Q6

Q6:食料自給率を上げるためにはどうしたらいいのですか?


A6:
 日本の食料自給率は戦後大きく低下の一途を辿り、昭和40年度には73%だった自給率が、平成22年度には39%まで落ち込みました。米や砂糖などを除くほとんどの食料の自給率が昭和40年当時に比べて著しく低下し、その分を輸入に頼っているのが現状です。この数値は、世界の主要先進国の中でも最低水準に値します。
 これは、私たちの食生活がこの数十年の間に大幅に変化したことが大きな原因の一つであると言われています。以前は米や野菜などの自給可能な食料を中心とした食生活でしたが、年々冷凍・加工食品や脂肪分の多い食品などの摂取量が増えています。そしてそれらの食品は、原料を輸入に頼っている場合が多いのです。
 しかし、問題なのは冷凍・加工食品ばかりではありません。肉や卵、調味料など一見国産に見えるものでも、実は原料や飼料のほとんどが輸入品である場合が多く、自給率低下の一因となっています。そのため、日本の代表的メニュー「天ぷらそば」も食材の約80%は輸入品、という驚くべき現実があります。
 食料自給率をあげるための取り組みとしては、①「いまが旬」の食べものを食べる、②地元でとれた新鮮な食べものを食べて、国産の食べものを応援する、③ごはんを中心に、野菜たっぷりのバランスのよい食事をする、④残さず食べて、食べ残しを減らす、⑤国産の食べものにもっと興味を持つなどの取り組みがあります。
 フードアクション日本のホームページで詳しく紹介しています。
 食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」公式サイト。
  (http://www.syokuryo.jp/index.html)


お問合せ先

農業水産部 農業設計課 開発専門官

  • 電話番号:011-709-2311(内線5556)
  • ファクシミリ:011-709-2145

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