WEB広報誌 かいはつグラフ2014夏休み自由研究号 災害が起きた時に活躍する車
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災害が起きた時に活躍する車
水陸両用車(すいりくりょうようしゃ)
ここでは、地震や大雨などで災害があったときに活躍する機械を紹介しましょう。
下の車は、水陸両用車(すいりくりょうようしゃ)だよ。
岩山(いわやま)や雪道(ゆきみち)などの悪路(あくろ)のほか、沼地(ぬまち)などの水の上でも移動できる車なんだ。
岩山(いわやま)や雪道(ゆきみち)などの悪路(あくろ)のほか、沼地(ぬまち)などの水の上でも移動できる車なんだ。
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雪のうえでも・・・
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水の上だって走れます!
災害があった時には、救助活動(きゅうじょかつどう)をしたり、人や物を運んだりと、いろいろな場面で活躍します。
排水ポンプ車(はいすいぽんぷしゃ)
次に紹介する車は、排水ポンプ車です。
大雨や雪どけ水で、川や水路から水があふれそうな時などに活躍するんだ。
この排水ポンプ車1台で、25mプールなら水を6分くらいで移(うつ)し替(か)えることができるんだよ。
大雨や雪どけ水で、川や水路から水があふれそうな時などに活躍するんだ。
この排水ポンプ車1台で、25mプールなら水を6分くらいで移(うつ)し替(か)えることができるんだよ。
右の写真は、排水作業(はいすいさぎょう)をしているところだよ。
排水ポンプ車から伸(の)びているたくさんのホースで、川からあふれそうな水をくみ上げて、安全な場所に排水しているんだ。
排水ポンプ車から伸(の)びているたくさんのホースで、川からあふれそうな水をくみ上げて、安全な場所に排水しているんだ。
豆知識(まめちしき)
下の写真は、排水ポンプ車を上から見たところです。
大雨や地震などの際に出動する災害対策用の機械は、上空を飛ぶヘリコプターなどから見ても、どこの機械かわかるようにしているのです。
大雨や地震などの際に出動する災害対策用の機械は、上空を飛ぶヘリコプターなどから見ても、どこの機械かわかるようにしているのです。
小型無人ヘリコプター(こがたむじんへりこぷたー)
このラジコンヘリコプターは、小さいように見えて、全長は3.5メートルもあるんだ。
機体の下にビデオカメラなどの機材(きざい)を取りつけて飛ぶことができるんだよ。
機体の下にビデオカメラなどの機材(きざい)を取りつけて飛ぶことができるんだよ。
本当だ!すごく大きいね!
本物のヘリコプターが危なくて飛べないような災害現場でも、このラジコンヘリを飛ばして上空から調べることができるんだ。
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ラジコンヘリから送られてくる映像や位置情報を確認しながら操作している様子
待機支援車(たいきしえんしゃ)
最後に、待機支援車(たいきしえんしゃ)を紹介します。
災害現場では、何日間も、復旧作業(ふっきゅうさぎょう)などをすることもあります。
待機支援車には、寝泊(ねと)まりしながら仕事ができるようにベッドやキッチンが付いています。
災害現場では、何日間も、復旧作業(ふっきゅうさぎょう)などをすることもあります。
待機支援車には、寝泊(ねと)まりしながら仕事ができるようにベッドやキッチンが付いています。
車の後ろの部分を広げて車内のスペースを広げることができるんだ。
最大で8人がこの車で寝泊まりしながら仕事をすることができるんだよ。
最大で8人がこの車で寝泊まりしながら仕事をすることができるんだよ。
へえ~!車が広がるなんてすごいね。
車内の設備(せつび)
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打合(うちあわ)せスペース
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ベッド
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シャワー室
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キッチン
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トイレ