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WEB広報誌 かいはつグラフ2013.11 しごと最前線

しごと最前線

  • しごと最前線1
  • しごと最前線2
  • 猪口恵助氏
北海道開発局
農業水産部 農業振興課
農村地域振興第2係長 猪 口 恵 助

 今年(平成25年)の4月から、今の仕事をしていますが、私が担当している主な仕事は、補助・交付金事業の計画採択や交付に関する経由事務、「わが村は美しく-北海道」運動に関する業務、再生可能エネルギーである小水力発電施設の導入検討に関する業務です。
 補助・交付金事業の関係では、現在、補助事業採択申請に関する業務を行っており、毎日たくさんの書類をチェックしています。
 「わが村は美しく-北海道」運動の関係では、まもなく第6回コンクールの大賞受賞団体が決定する予定ですので、それに関する業務も慌ただしくなってきました。
 今回のコンクールは、大きな変更点が2つあります。1つめは、前回までのコンクールでは、「景観」「地域特産物」「人の交流」という3つの部門に分けて募集していましたが、今回から応募部門を統合した点です。積極的にいろいろな活動をされている活動団体が多いので、部門分けすることに馴染まないというケースも見受けられましたので、これによって、応募しやすくなった面もあるのではないかと思っています。
 2つめは、地域ブロックごとに「優秀賞」「奨励賞」を選出して、その翌年に全道の優秀賞の中から先導性・モデル性の高い活動に「大賞」を表彰することにした点です。この地域ブロック分けの効果が大きいようで、活動団体間の情報交換が盛んになったり、各受賞団体同士が視察し合って、お互いの良い部分を学ぼうという流れが生まれています。より地域に密着した運動になりつつある印象を受けています。
 「わが村は美しく-北海道」運動の仕事をしていると、活動団体の方々と接する機会が度々あります。地域の活性化にとても熱心な方ばかりです。新たなことに挑戦する力やそのバイタリティには、いつも感激して、みなさんからパワーを頂いている気がします。
 そんな方々を微力ながら応援したいので、週末には家族と一緒に、活動団体が参加する各地域のイベントに足を運ぶこともあります。食のイベントを通じて、子供の食育にもつながっている気がしますし、現地に足を運んで初めて分かることもたくさんあります。
 9月には、国内最大級の特産品フェアと言われる首都圏のイベントでPR活動を行ってきました。足を止めて下さる方や、パンフレットを読みながら、いろいろな質問をしてくれる方などもいて、興味を持っていただく良いきっかけになったと思っています。首都圏の方と接してみて、北海道の「食」と「景観の美しさ」に対する期待の大きさと、その可能性を再認識しました。
 一方、食料供給地域としての役割も担っている北海道は、ダムや頭首工など農業関連の水利施設数は全国一を誇ります。そこを流れる農業用水の流量や落差を利用することで、発電することができます。出力千キロワット以下の小規模な水力発電を小水力発電と言います。小水力発電の活用は、施設を動かすだけでなく、余剰電力を売電することにより、農業水利施設の維持管理費の軽減や、農業・農村の振興にもつながり、様々な利点があります。
 各機関や関係者との連絡調整という役回りが多い仕事ですが、今までは関わることができなかった人や組織と接することが多いので、新鮮な気持ちを持って取り組むことができていますし、ここで得たつながりは、今後の仕事に生きてくるだろうと確信しています。
 再生可能エネルギーは、発展途上にある分野ですし、「わが村は美しく-北海道」運動も現在が完成型ではなく、運動の浸透とともに改善され、農山漁村とともに発展していく活動だと感じていますので、どちらも関係者の方々と一緒に盛り上げていこうと頑張っているところです。
  • 調査

    第6回コンクールのブロック現地調査の様子

  • PR

    9月に首都圏で行われたイベントでのPRの様子


お問合せ先

開発監理部 広報室

電話番号:011-709-2311 ファクシミリ:011-709-8995


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