特定外来生物の防除
特定外来生物とは
- 特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下「外来生物法」という。)』により指定されています。
- 特定外来生物は生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。
- 外来生物法では、問題を引き起こす海外起源の外来生物の飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行うこととされています。
北海道開発局の取組
北海道開発局では、国土交通大臣が『主務大臣等』として告示した『オオキンケイギク等の防除に関する件に基づき防除を実施しています。
なお、この告示により防除の対象となっている植物は次の5種類です。
なお、この告示により防除の対象となっている植物は次の5種類です。
オオハンゴンソウについて
花の特徴
開花期は7~10月で、小さな花が多数集まって直径6~10センチメートルの頭状花を形成します。
花びら(舌状花)は黄色で10~14個あり、花の中心部にある管状花は黄緑色です。
花びら(舌状花)は黄色で10~14個あり、花の中心部にある管状花は黄緑色です。
オオハンゴンソウ
【茎】
地下の中には横に走る地下茎があります。その地下茎から伸びた茎は、上部で枝分かれして高さ1~3mになります。茎には、まばらに短い毛があるか無毛で、ざらつきません。
【葉】
葉は茎から交互にはえ(互生)、下の方の葉には長い柄があります。
羽状にギザギザに深く裂け、5~7枚の裂片に分かれています。上部の葉はなめらかになり、裂けていない場合が多く、柄もないか短い。
地下の中には横に走る地下茎があります。その地下茎から伸びた茎は、上部で枝分かれして高さ1~3mになります。茎には、まばらに短い毛があるか無毛で、ざらつきません。
【葉】
葉は茎から交互にはえ(互生)、下の方の葉には長い柄があります。
羽状にギザギザに深く裂け、5~7枚の裂片に分かれています。上部の葉はなめらかになり、裂けていない場合が多く、柄もないか短い。
ヨモギとの比較
ヨモギの葉の裏には毛が生えていて灰白色をしていますが、オオハンゴンソウにはありません。
ヨモギの葉は、独特の特徴的な香りがしますが、オオハンゴンソウは青臭く、判別がつきます。
ヨモギの葉は、独特の特徴的な香りがしますが、オオハンゴンソウは青臭く、判別がつきます。