森港 (もりこう)
森港 (もりこう)
港格
地方港湾
港湾管理者
森港の概要

取扱貨物については、特に当町や近隣町で産出される火山灰・砂等は建設用材として遠く本州方面に積出されており、基地港的な位置付けとなっている。
また、刺し網・定置網漁業等、漁船漁業の拠点港であるとともに、近年は“獲る漁業”から“育てる漁業”に転換が図られ、ホタテ養殖漁業は年を追って進展している。これに伴い、養殖漁船の増加・大型化が著しく進み、港湾施設の狭隘化が課題となっている。
このような課題を解消するため港湾施設の整備を促進し、町の基幹産業である水産業の発展を図ることを目指す中、最近では、係留施設の不足解消を主目的として新川地区の整備や、老朽化施設の整備を推進しているほか、平成28年3月に開通した北海道新幹線を契機に、室蘭港とを結ぶ「森蘭航路」を活用した観光クルーズにも力を入れている。
森港の沿革
- 昭和13年 森漁港起工する
- 昭和23年 港則法に基づく適用港湾の指定
- 昭和28年 地方港湾の指定、森町が港湾管理者となる、港湾区域設定
- 昭和31年 公有水面埋立法の指定に基づく乙号港湾の指定
- 昭和39年 臨港地区の指定
- 昭和40年 港湾隣接地域の指定
- 平成12年 東地区修祓・記念式
- 平成19年 物揚場(東-3.5メートル)供用開始
- 平成27年 地域水産物普及拠点施設の完成
- 令和4年 物揚場(西-2.5メートル)(改良)の完成
取扱貨物量
(単位:千トン)
区分 |
令和3年
取扱貨物量
|
令和4年 |
R4/R3対
前年比
|
||
取扱貨物量 | 主要品種名 | ||||
内貿 | 移出 | 5 | 5 | その他石油製品、水産品、その他食料工業品 | 1.03 |
移入 | 31 | 23 | 水産品、砂利・砂 | 0.73 | |
計 | 36 | 28 | 0.78 | ||
合計 | 36 | 28 | 0.78 |
北海道開発局港湾計画課調べ