天売港 (てうりこう)
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天売港 (てうりこう)
港格
地方港湾<避難港湾>
港湾管理者
天売港の概要

天売港は、天売島唯一の港湾であり、島民の生活物資・地元漁民の漁業拠点基地として利用されている他、沖合操業船の避難港としても利用されている。天売島は羽幌から約27キロメートル沖合の周囲12キロメートル、人口わずか約360人の小さな島に、天売島にしか生息しないオロロン鳥を始めとして約100万羽の海鳥が飛来する海鳥の聖地となっており、隣り合う焼尻島とともに、昭和39年道立自然公園として指定されている。
近年、離島観光客は減少傾向となっているが、修学旅行での利用、TVドラマのロケ地としての利用もされるなど、離島をアピールできる機会にも恵まれ、観光客の掘り起こしに繋がると期待されている。
なお、平成22年度以降、直轄事業の整備は休止している。
天売港の沿革
- 昭和7年 農山漁村振興事業費で着工
- 昭和28年 港湾区域設定 天売村が港湾管理者となる 地方港湾の指定(3月31日)
- 昭和29年 避難港の指定(7月2日)
- 昭和30年 町村合併促進法により羽幌町に合併
- 昭和38年 港湾区域変更
- 昭和39年 港湾隣接地域の設定
- 昭和40年 港則法に基づく適用港湾に指定
- 昭和46年 臨港地区の設定
- 昭和52年 臨港地区の変更
- 平成元年 天売~焼尻~羽幌間のフェリー航路(羽幌沿海フェリー)に「フェリーおろろん」就航
- 平成3年 天売~焼尻~羽幌間のフェリー航路(羽幌沿海フェリー)に高速船「さんらいなぁ」就航
- 平成13年 天売~焼尻~羽幌間のフェリー航路(羽幌沿海フェリー)に高速船「フェリーおろろん2」就航
- 平成16年 臨港地区変更、耐震強化岸壁(-5.0メートル)供用開始
- 平成22年 直轄事業休止
取扱貨物量
(単位:千トン)
区分 |
令和3年
取扱貨物量
|
令和4年 |
R4/R3対
前年比
|
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取扱貨物量 | 主要品種名 | ||||
内貿 | 移出 | 14 | 14 | フェリー、水産品、分類不能のもの | 0.97 |
移入 | 15 | 15 | フェリー、水産品、その他日用品 | 0.97 | |
計 | 29 | 28 | 0.97 | ||
合計 | 29 | 28 | 0.97 |
北海道開発局港湾計画課調べ