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冬に強い道路「豊富バイパス」の開通により地吹雪時の交通遮断を回避!交通事故が減少!

道路行政マネジメントによる成果例

冬季の交通・歩行環境を改善する

北海道開発局稚内開発建設部
北海道開発局稚内開発建設部
冬に強い道路「豊富バイパス」の開通により地吹雪時の交通遮断を回避!交通事故が減少!

1.現況と課題、分析等(PLAN)

  • 旭川市と稚内市とを結ぶ一般国道40号は、地域の生活流動や物資輸送を担う重要な幹線道路です。
  • 冬期の気象条件が厳しい宗谷地域では、地吹雪による視程障害や通行止めが頻発、生活面・産業面で様々な影響を及ぼしてきました。
  • 国道40号では冬期に交通事故の発生が集中、また全件数の3割を正面衝突が占めており、冬期の走行安全性向上や大型事故に対する対策が求められていました。
  • 平成16年2月23~24日の通行止め状況 平成16年2月23~24日の通行止め状況
  • 国道40号における交通死傷事故の特徴 国道40号における交通死傷事故の特徴

2.対策立案 具体的な対策(DO)

既存林の活用
  • 平成16年11月に、冬期の安全で安定した走行の確保を目的とした自動車専用道路・豊富バイパスが開通しました。
  • 豊富バイパスでは、地形や既存林の有効活用したるバイパスルートを選定するなどコスト縮減にも配慮した冬期視程障害対策がとられました。

3.効果検証(CHECK)

  • 平成17年2月に、稚内市~豊富町間を結ぶ道路が地吹雪のため通行止めとなりましたが、唯一豊富バイパスが開通、交通の遮断を回避し、救急搬送や物資輸送等を支えました。
  • 供用後1年間、豊富バイパスでは交通死傷事故の発生はなく、また並行する国道40号でも事故件数が減少しました。
平成17年2月20~23日の通行止め状況
平成17年2月20~23日の通行止め状況

【稚内市内の事業所における通行止め発生時の影響の変化】

事業所 平成16年2月23日の状況 平成17年2月22日の状況
トラック
業者
稚内~旭川間及び稚内~
札幌間のトラック便が
全便運休。
遅れの発生した便も
あったが、全便運行した。
百貨店 旭川市から商品を運ぶ
トラック2便うち、1便が
到着せず。
商品入荷で若干の遅れが
あったのみで、影響は
ほとんどなし。
青果卸売
市場
トラック便運休のため、
旭川からの青果の入荷が
ストップ。
通常通りの入荷となった。
石油製品
配送業者
管内各地のガソリン
スタンドへの配送が
ストップ。
豊富バイパスが走行出来たため、
配送車の運行に影響なし。
新聞
配達店
旭川工場からの朝刊
到着に約1時間の遅れ。
朝刊の到着は通常通りであった。
■稚内消防事務組合消防署豊富支署のコメント■
「平成17年2月21日の夜間、豊富町から稚内市への救急搬送が発生。唯一の搬送ルートであった豊富バイパスを走行し、無事搬送することができました。」
交通死傷事故件数(年平均)の変化
交通死傷事故件数(年平均)の変化
【稚内市・豊富町・幌延町住民へのアンケート調査より】
●国道通行止め時にも豊富バイパスが開通しているのを知ってどう感じましたか?
  ⇒55.3%が 「交通が確保され安心した」と回答
●豊富バイパスが開通して助かったことは?
「国道が通行止時にも荷物が届いた」(稚内市住民)
「冬に通院出来るようになった」(豊富町住民)
「吹雪でも自宅に帰ることができる」(幌延町住民)
       ※平成17年12月実施、対象は稚内市・豊富町・幌延町の住民

4.得られた知見・次への反映(ACTION)

  • 豊富バイパスの整備により、冬期交通における安全性・安定性向上効果や、安心な地域生活への貢献も確認されました。
  • 今後、同様の機能を持つ幌富バイパスや更喜苫内防雪等の事業により、冬に強い道路のネットワーク化を進めていきます。

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