国土交通省北海道開発局 室蘭開発建設部

1．今回の委員会で出された意見をできるだけ盛り込んで、河川
　　整備計画素案を修正すること。
2．河川整備計画素案を修正した河川整備計画原案について、
　　 流域住民から意見をいただくことについて了解する。
3．河川整備計画の中に流域委員会での議論経過の記述はない
　　 ので　、「委員会の経緯」を作成すること。また、その作成に当
　　 たって河川整備計画の目標として、治水・利水・環境及び流
　　 域の未来について、委員会での議論を記述すること。

・治水事業の経緯には、治水効果の向上に係る事項の記載が望
　 まれる。
・樋門樋管改築については、整備効果や安全度の記載が望まれ
　 る。
・情報基盤の整備において、各自治体へどう情報伝達するか、そ
　 の方法の記載が望まれる。
・河川の維持について、沙流川流域と結びつき易い記述にするこ
　 とが望まれる。
・沙流川の河川整備をする上で、流域との関わりについて記載す
　 ることが望まれる。
・河道掘削における水際の樹木の再生による効果について、表現
　 の仕方を整理することが望まれる。
・河道掘削がシシャモの産卵床に与える影響について、今のうち
　 から実験や種々の検討等を始めることが望まれる。
・河川整備計画の中で、流域の農業や漁業等の産業と沙流川、
　 あるいは住む人と沙流川の結びつきを具体的に記載すること
　 が望まれる。
・今後の水需要、利水補給について流域の未来とどう結びつけ
　 ていくか、記述することが望まれる。
・治水対策がなされて地域振興が図られると考えているが、地域
　 の土地利用にもっとも影響の小さいダム案をとることにより、地
　 域の基幹産業である農業の振興も図られると考えている。
・今回の委員会で提示された素案は、これまでの委員会での意見
　 をほぼ網羅していると考えられる。
・流域の管理を考える上で、3町連携した機関を早期につくること
　 が望まれる。
・河川管理者間の連携を強化することも重要と考える。
・アイヌ文化継承の記述については、もう少し肉付けすることが望
　 まれる。
・地域で暮らし川を利用する一人として、一日も早くダムを完成さ
　 せ、安全な地域をつくることが望まれる。
・素案の中で、下流への土砂供給について記述されていることを
　 評価する。
・治山について、各機関等の連携を強化することが望まれる。
・地域の人々が流域の管理に関わることのできるシステム作りが
　 望まれる。
・河川整備を進める上で、河川環境に与える影響について調査
　 研究を行い、話し合っていくことが望まれる。
・沙流川流域をイメージする記述、写真等をもっと多く盛り込むこ
　 とが望まれる。
・河川工事実施のタイトルについて、整備効果を考慮した表現と
　 することが望まれる。
・危機管理に必要な整備については、国・道及び町の役割がそれ
　 ぞれ違うことを記述することが望まれる。