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昭和55年頃-社会情勢1【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

昭和55年頃(昭和55年~平成8年頃) 社会情勢

  • 昭和55年頃(昭和55年~平成8年頃) 社会情勢
<この時代に進められた政策>
  • 新北海道総合開発計画
    (昭和53年度~昭和62年度)
  • 第5期北海道総合開発計画
    (昭和63年度~平成9年度)
  • 火災が発生した奈井江町の北電火力発電所・北海道を代表するリゾート地、アルファリゾート・トマム
1 昭和56年洪水の発生
観測史上最大の降雨量・流量を記録した大洪水が発生した。石狩川中下流域の農地の多くは冠水し、用水路などの農業施設が被災したほか、「奈井江火力発電所」から火災が発生するなど、洪水被害額は約1,152億円(H5.換算)を記録し、北海道経済に大きな打撃を与えた。この大洪水を経験し、石狩川流域の治水目標は再び引き上げられた。
2 バブルとリゾート開発
わが国は1980年代後半、バブル経済期をむかえた。国民のライフスタイルは多様化し、とくに労働時間の短縮で自由時間が増えると、スポーツやレジャーなど余暇の過ごし方に関心が高まっていた。こうしたニーズを受けて、昭和62年に「総合保養地域整備法(通称・リゾート法)」が制定された。
税制上の支援や優遇措置が受けられ、農地転用や林地開発などの規制が緩和されることから、過疎化に悩む地方自治体には画期的な振興策になった。
とくに北海道の旧産炭地や純農村などは、第三セクター方式の大規模なリゾート開発計画をつぎつぎに打ち出した。
3 バブル崩壊と余波
好景気に沸いたバブル経済は崩壊し、北海道開拓を支えた「北海道拓殖銀行」が破綻するなど、各リゾート地やテーマパークは経営が急速に行き詰っていった。
また昭和62年には、日本国有鉄道(通称・国鉄)が分割民営化されて「JR」になり、赤字路線はつぎつぎと廃止された。北海道はこの時期、深刻な問題をいくつも抱えることになった。
一方で、リゾート開発の反省から、環境保全や自然志向という、本来の自然の姿が見直されていく。

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