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昭和55年頃-土地利用3【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

昭和55年頃(昭和55年~平成8年頃) 3土地利用(農業・市街地)

  • 昭和55年頃(昭和55年~平成8年頃) 3土地利用(農業・市街地)

価値の高いブランド農産物の開発

北海道米のエース誕生
幌加内町のそば畑とそばの花(空知支庁「そらち道草写真館」蔵)
幌加内町のそば畑とそばの花(空知支庁「そらち道草写真館」蔵)
北海道は米の作付面積が日本一で、農家一軒あたりの作付面積も大規模で知られるが、北海道米の味自体は、新潟県産『コシヒカリ』や宮城県産『ササニシキ』より落ちるといわれつづけてきた。このマイナスイメージを一新したのは、平成2年に品種登録された『きらら397』だった。きらら397は低価格でおいしい、北海道ならではのスケールメリットを最大限に活かしたブランドで、最大の作付面積を誇るようになる。また、愛らしいキャラクターやはじめて一般公募したネーミングも、道民に広く親しまれた。
その後北海道米は、つぎつぎと良味の品種が開発され、コシヒカリやササニシキを脅かすほどになる。
農産物のブランド化と地域振興
江別小麦を使い江別で製造され江別で販売される、地産地消のラーメン
江別小麦を使い江別で製造され江別で販売される、地産地消のラーメン
わが国の農業は米の生産調整につづいて、昭和63年から農産物の輸入自由化がはじまり、海外の安い農産物に押されるようになった。離農・廃業に拍車がかかる一方で、高付加価値な農産物を開発して差別化を図る産地もある。
日本有数の農業地帯が広がる石狩川流域には、『幌加内そば』『夕張メロン』『富良野メロン』『春まき小麦ハルユタカ(江別)』など、全国に知られるブランドがいくつもある。農産物のブランド化は、農家の収入を安定させるばかりか、地域のイメージアップにつながり、地方の活性化に大きな役割を果たしている。

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