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明治43年頃:千歳川流域-暮らし・社会【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌 支川編

明治43年頃(明治43年~昭和34年頃) 千歳川流域 暮らし・社会

  • タイトル

<この時代のおもな出来事など>

大正10年、野幌丘陵の豊かな森林のうち322haが「野幌原始林」として、天然記念物の指定を受けた。昭和27年には特別天然記念物に指定されるも、29年に発生した強力な風台風15号(通称・洞爺丸台風)で森林が大量に倒され、指定は解除され現在わずかに指定箇所が存在する。昭和24年には、支笏湖が「支笏・洞爺国立公園」に指定されて全国に知られるようになり、戦後に観光ブームが起こるとたちまち人気の行楽地になった。
終戦後から日本各地に駐留していた米軍は、昭和25年、朝鮮戦争のぼっ発で韓国支援のために出撃することになり、米軍の空白を埋めるため、警察の管轄下に「警察予備隊」がつくられた。自衛隊のはじまりで、恵庭が基地の誘致に成功し、その後、千歳とともにまちづくりの柱のひとつになる。
  • 野幌森林公園 野幌森林公園

基地のあるまちへ

航空自衛隊千歳基地で行われる大人気の航空祭
恵庭には明治34年から、陸軍の演習場があったという。終戦後に進駐軍が駐留することになり、軍のために飲食店や劇場などがつぎつぎと建っていった。恵庭は通称「帯状の街」といわれ、現在の旧国道36号沿いに中心街が広がっていたが、その一角に歓楽街・栄恵町が出現し、眠らない街として大いににぎわった。
昭和25年、「警察予備隊」が設置されることになり、北海道に1ヵ所基地が設置されることになった。恵庭は誘致に乗り出し見事に成功、「警察予備隊恵庭訓練所(現・北恵庭駐屯地)」が柏木地区に建設された。隊員の食事から清掃、基地内の草刈という、あらゆる雑事を住民が行うほどの歓迎ぶりだった。恵庭には「南恵庭駐屯地」「島松駐屯地」がその後設置された。千歳には「東千歳駐屯地」「北千歳駐屯地」が設 置され、むかしから基地にゆかりのあったふたつのまちは「自衛隊のまち」と呼ばれ、今も自衛隊関係者が全人口の一部分を占めるほどだ。
*参考資料/恵庭市史

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