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40 清幌床止工【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

40 清幌床止工

ナイヤガラの滝と 床止の増設

昭和11年8月の夕張川新水路が通水した1年後、石狩川合流点から約2,200m上流地点に、ゴウゴウとすさまじい音をとどろかせた約4m落差の、ナイヤガラの滝のような現象が現われた。それは1日に5~7mの速度で上流へ移動した。
新水路はそれまでの長さから3分の1に短縮されたため急勾配になり、新水路の川底や川岸を掘る恐れがあったため(洗掘)、事業のなかで中間地点に床止工を設置していた。
しかしナイヤガラの滝がこのまま上流へ移動すると、床止や清幌橋に支障をきたすため、2基目の床止工が下流に設置された。この滝が落ち着いたのは昭和23年という。床止工は、激しい水の勢いを抑える画期的な施設として、その後の捷水路事業に採用された。
清幌床止は、その後もたびたび洗掘の被害を受け、復旧工事が繰り返され、とくに昭和45年に川床が大きな被害を受けたことから、翌46年から2年かけて全面改築された。そして昭和63年からの改築で(平成5年完成)3段の滝になった清幌床止は、水辺に近づける整備がなされ、今ではゴルフ場やキャンプ場を備えた多彩なレジャー空間になっている。
  • 現在の清幌床止 現在の清幌床止

    (江別河川事務所蔵)

明治43年頃
  • 新水路にできたナイヤガラの滝 新水路にできたナイヤガラの滝

    (石狩川治水史より)

所在地
  • 夕張川清幌橋下流 夕張川清幌橋下流

    (なんぽろリバーサイド公園内)

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