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44 砂浜捷水路【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

44 砂浜捷水路

巴農場捷水路と連結して 下流を直線化

長さ800mの砂浜捷水路は、巴農場捷水路とつながって、石狩川捷水路事業の2区最下流の2つの曲がりくねった河道を直線化するものだ。
砂浜捷水路は昭和9年、下達布捷水路などとともに、2区の先陣をきって工事が着工され、1区で使われた掘削機をそれぞれ1台転用して掘削が進められた。巴農場捷水路が完成すると、浚渫船・北海号が昭和13年に投入されて、同年9月13日に通水をみた。
しかし、10数年経った昭和25年から27年にかけて、右岸の川岸が決壊した。川岸の土壌が砂質だったためで、コンクリート板を土留めにするコンクリート柵工を全区間に施工した。この工事は、見返資金により行われたのが特徴だ。見返資金とは、昭和24年から「米国対日援助見返資金特別会計」として設定された、日本経済の安定と復興のために運用されることを目的にしたもので、実質的にはGHQの承認を得なければ使用できない。石狩川には改修費の別枠として、2区に集中して投下された。見返資金を使い、新水路護岸8箇所、11件の工事が施工されたが、この特別会計は昭和28年に終了した。
  • 地名が表すとおり土壌は砂質だった 地名が表すとおり土壌は砂質だった

    (石狩川開発建設部蔵)

明治43年頃
  • 最新鋭の浚渫船・北海号 最新鋭の浚渫船・北海号

    (石狩川本支流治水工事概要より)

所在地
  • 岩見沢市北村砂浜 岩見沢市北村砂浜

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