現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 63 アイヌ地捷水路【札幌開発建設部】治水100年

63 アイヌ地捷水路【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

63 アイヌ地捷水路

下流の変化に影響を受けて

石狩川捷水路事業3区「月形~深川間」は、新十津川災害防止事業として先に池の前捷水路と蛸の首捷水路が着工されたが、通常の捷水路事業としては、アイヌ地捷水路が最初の工事になる。
捷水路の掘削は、昭和16年から18年まで行われたが、戦争で一時中断した。昭和23年頃から新規着工と同じ状態で再開され、翌24年には掘削機40tエキスカベーターと、掘削土を運搬する20t機関車が投入され、長さ1,200mのアイヌ地捷水路は26年に通水した。しかし昭和29年にも再度掘削されている。アイヌ地捷水路は空知川合流点の直下流にあり、河床には粘土質の硬い岩があった。また旧川と完全に切り離されていないなどが要因になって、川幅が小さくなっていた。ところがその後捷水路下流に砂洲ができて、捷水路内で河岸が侵食されたため、川幅は自然に広がった。その砂洲は昭和44年に砂川捷水路が通水したことで、消滅あるいは規模が縮小された。
捷水路自体の安定は、その上下流、とくに下流側の河道条件に影響されることが大きい。
  • 下流に砂州ができて川幅が自然に広がった 下流に砂州ができて川幅が自然に広がった

    (石狩川開発建設部蔵)

明治43年頃
所在地
  • 砂川市北光(袋地) 砂川市北光(袋地)

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 63 アイヌ地捷水路【札幌開発建設部】治水100年