河川敷道路(緊急用河川敷道路)Q&A
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河川敷道路(緊急用河川敷道路)Q&A
Q1. | 旭川では、どのくらいの区間を整備する予定ですか。 また、これまでどのくらい進捗しているのですか。 |
A1. | 旭川地区における緊急用河川敷道路は全体で50キロメートル整備する予定です。 平成20年度末で約39キロメートル(約80%)が完成しています。 |
Q2. | 河川敷だけ整備しても効果がないのではないですか。 |
A2. | 緊急用河川敷道路は、他の国道等の幹線道路等と合わせ、自衛隊、総合病院等、主要な防災拠点を結ぶ「北海道緊急輸送道路ネットワーク」の一部として位置付けられています。 (参考)北海道緊急輸送道路ネットワークとは 「緊急輸送を確保するために必要な道路」(緊急輸送道路)は、地震直後から発生する緊急輸送を円滑かつ確実に実施するために必要な道路であり、緊急輸送道路ネットワーク計画を策定し、整備が行われています。 |
Q3. | 旭川は高いビルが少なく、道路も広いので、建物の倒壊で道路が寸断されることはないのではないですか。 |
A3. | 大規模災害時の道路渋滞の原因は建築物の倒壊に起因するもののみではなく様々な原因により発生しています。 阪神・淡路大震災等大規模な地震発生後においても、段差等の発生による道路の寸断や一般車両の集中等により発生した渋滞によって、緊急車両や支援車両の通行が妨げられ、救助活動や復旧活動に支障が生じています。 |
Q4. | 他の河川では海からの物資の輸送が重要な役割と聞いたことがありますが、旭川ではこのような機能は期待できるのですか。 |
A4. | 河口近くの下流部等では、船舶からの物資の輸送が可能であり、緊急用河川敷道路と合せて船着場等の整備を行っている河川もありますが、旭川は川の上流にあることから、このような機能は期待していません。 |
Q5. | 冬に災害があった場合は、どうするのですか。 |
A5. | 冬に災害が発生した場合は、緊急物資の輸送の必要性に応じて、「災害時における応急復旧に関する協定」を結んでいる会社(協定業者)等と協力して除雪を行います。 |
Q6. | 緊急用河川敷道路は、一般車両の通行はできないのですか。 |
A6. | 緊急用河川敷道路は、市内の他の河川管理用通路と同様に、河川巡視及び河川利用者(歩行者、自転車等)の安全確保等の観点から、公園等の出入口の一部を除き車両の通行を禁止しています。 |
※「忠別川左岸地区 河川事業に関する説明会(H21.5.29)」においても様々なご質問をいただいておりますので、そちらもご参照下さい。