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サンルダムQ&A - Q1

Q1) なぜ、サンルダムをつくるのですか。

回答

サンルダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水の供給、発電を目的としています。
洪水調節
 洪水が発生したときにサンルダムで洪水の一部をためこみ、名寄市や下川町などの町や農地などを守ります。
 天塩川流域は過去より洪水が発生しており、昭和56年8月には天塩川の誉平地点流量が観測史上最大となる大洪水が発生し、家屋や農地が浸水するなどの被害が発生しています。近年、平成18年10月、平成26年8月の洪水においても、家屋や農地が浸水する被害が発生しています。
 サンルダムは河道改修と合わせて、戦後最大規模の洪水流量により想定される被害を軽減することを目標としています。 
  • 昭和48年8月洪水時の写真 写真-1 昭和48年8月洪水

    (十線川の溢水氾濫状況(名寄市))

  • 昭和56年8月洪水時の写真 写真-3 昭和56年8月洪水

    (天塩川右支川豊栄川 名寄市徳田白樺団地の浸水状況)

流水の正常な機能の維持、水道用水の供給
 ダム下流の河川環境の保全や、名寄市、下川町で必要な水道用水の確保などのため、ダムから水を補給します。
 天塩川流域ではこれまで渇水が発生しており、近年、平成19年では、7月に11日間かんがい用水を自主節水しており、名寄川においては、真勲別地点での流水の正常な機能の維持に必要な流量6立方メートル/sを大きく下回った例があります。
 この時は、水道水の異臭や濁りが発生したため、名寄市の水道で節水を呼びかけたほか、活性炭の投入量を増やすなどの対応が必要となりました。
 
  • 名寄川KP5.0(東橋から上流)平常時と渇水時の比較写真
  • 名寄川の渇水時の藻類発生状況写真 写真-1 名寄川の渇水状況
発電
 サンルダムの建設に伴って新設するサンル発電所において、最大出力1,100kw、約1,700世帯が1年間に使用する電力を発電することができます。  


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