考え方(サンルダムによる発電)
考え方
サンルダムによる発電

- サンルダムは融雪期や洪水時の水を一時貯留し、下流に必要な流量を安定して補給する際に放流水の落差を有効利用して水力発電を行います。

- 水力発電は時間、季節、天候に影響されず、安定的な電力を得ることができ、火力発電や風力発電等よりCO2の排出量も少なく、クリーンなエネルギーを供給することができます。
- サンルダムの水力発電量は約5,900MWhであり、下川町の一般世帯数を超える約2,700世帯分の電力量が供給可能です。
サンルダムによる水道用水の供給
- 名寄市の場合、平成14年の水道事業に係る総費用(実績)は約5億3千万円です。サンルダムを水源として水道用水を確保するために必要となる費用は、ダム使用権の減価償却費と原水費を合わせて約1千万円程度と推測され、これは水道事業全体の約2%にすぎません。
- サンルダムでは融雪期や洪水時の水を一時貯留し、夏期・冬期の流量が少なくなる時期に水を補給することにより、水道用水やかんがい用水等の安定的な取水を確保することができます。