令和7年度 石狩川水系忠別川総合水防演習
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令和7年度 石狩川水系忠別川総合水防演習の概要
日時・場所
開催日時
訓練 9:30~11:30(開会式・閉会式を含む)
展示と体験 9:00~15:00
会 場
旭川地区河川防災ステーション
(旭川市東光27条8丁目地先)
見学自由

どなたでも見学できます。
お知らせ
地域の皆様へ
- 5月30日(金曜日)のリハーサルと5月31日(土曜日)の演習当日は、場内放送のため会場に設置したスピーカーから音が出ます。車両の出入り等とあわせてご近隣にはご迷惑をおかけしますが、防災力向上のためご理解とご協力をお願いいたします。なお、実施にあたっては機材の調整等も含め音出しの時間帯が必要最小限となるよう努めます。
- 訓練中、緊急速報メールを一斉送信する場面を想定しておりますが、実際の配信は行いません。ご理解をお願いいたします。
ご来場の皆様へ
- 万一、前日までに中止または延期が決定した場合はこのホームページでお知らせいたします。当日の開催・中止に関する情報はテレホンサービス(情報自動音声案内)050-3665-9603でご確認ください。(当日の午前6時~午後3時のみ開設)(通話料がかかります)。
- 河川の環境保護のため、ゴミの持ち帰りにご協力ください。喫煙は所定の喫煙所のみでお願いします。
- 演習会場の駐車場への進入は、誘導員に従ってご入場ください。お車をご利用の際はできるだけ乗り合わせのうえご来場ください。
- 公式Youtubeで演習の状況をライブ配信します。
- 旭川開発建設部のX(旧Twitter)からも即時、情報提供します。
演習の目的

南富良野町幾寅地区
石狩川水系空知川 太平橋上流の
堤防決壊のようす
主催・協賛・協力・後援
主催
北海道、北海道開発局(順不同)
協賛
協力
SIP第3期課題「「スマート防災ネットワークの構築」サブ課題B「リスク情報による防災行動の促進」」
後援
主な訓練項目 (演習 9:30~11:30)
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■河川・道路巡視訓練
出水により災害が発生する恐れがある場面を想定して、旭川開発建設部と北海道上川総合振興局旭川建設管理部は河川と道路に関する情報収集を行います。
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■避難所開設訓練
避難判断水位に到達した場面を想定し、市長による「高齢者等避難」の発令と避難所開設の指示、旭川市職員による避難所の開設を実施します。
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■水防工法訓練
激しい流れによる堤防等の削れ(洗掘)や、堤防や地面からの水漏れ(漏水)、堤防を越えて川の水があふれる状況(越水)を想定して、消防団水防隊などが出動し、各所に適した水防工法を実施します。
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■水防活動の取材報告・水防専門家による水防工法解説
高校生リポーターが水防専門家と共に、水防工法について取材し、報告を行います。
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■自衛隊出動(派遣要請)
災害派遣要請を受けた自衛隊が出動し、水防工法(釜段工)を実施します。
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■住宅浸水防止訓練
土のうや吸水土のう、簡易水防工法などを用いて、市役所などの重要施設や住宅への浸水防止対策を実施します。
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■避難広報訓練
氾濫危険水位に到達した場面を想定し、旭川市と旭川市消防団の広報車による避難広報を実施します。
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■自衛隊炊出訓練
災害派遣要請を受けて、自衛隊が炊出しを実施します。野外炊具で炊き上げられた温かいご飯が赤十字奉仕団へ提供されます。
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■応急給食訓練
自衛隊から提供されたご飯で赤十字奉仕団がおにぎりを作ります。
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■災害対策現地合同本部会議
会場に設置した特設テントに、各機関の代表が集まり、被災状況や災害対応などについて情報を共有します。
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■災害ボランティアセンター開設訓練
旭川市社会福祉協議会は、ボランティア活動が円滑に行われるための拠点として災害ボランティアセンターを開設します。
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■被災状況調査訓練(UAV・多目的支援車)
北海道開発局TEC-FORCEの多目的支援車と自衛隊のUAVによる被災状況調査を実施します。建設コンサルタンツ協会もUAVを用いて被災状況を把握します。
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■浄水訓練
水道が使えない災害現場を想定し、自衛隊が川の水などを大量にろ過して、生活用水や飲用水をつくります。
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■緊急復旧訓練(根固めブロック投入工)
越水により堤防が決壊した箇所の緊急復旧のため、北海道土木コンクリートブロック協会が根固めブロックを現場へ運び入れ、旭川建設業協会が根固めブロック投入工を実施します。
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■被災者救助訓練(ヘリ)
救助要請を受けて、海上保安本部のヘリが出動。氾濫により取り残された被災者を、ホイストで吊り上げ救助します。
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■倒壊家屋救助訓練(土砂災害)
土砂災害で倒壊した家屋に閉じ込められた負傷者から110番通報を受け、北海道警察緊急災害警備隊が出動。負傷者を救出し、大雪消防組合の救急隊が搬送します。
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■転落車両救助訓練
巡視中の建設管理部道路パトロールカーが激しい川の流れで洗掘された橋台部に転落した車両を発見し、車内の重傷者を確認。旭川市消防本部の救助隊、救急隊が出動し、車内に閉じ込められた重傷者を救出、搬送します。
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■特定緊急水防活動(氾濫水排除)【VTR】
北海道開発局TEC-FORCE(排水ポンプ車)による氾濫水の排除のようすを紹介します。
※演習プログラムは予告なく変更することがあります。
地域交流会場 (展示と体験 9:00~15:00)
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◎降雨体験
装置内のモニターとスピーカーから、解説や雷等の映像と音声が流れる中、最大150mm/時、風速8m/秒の風雨を体験できます。
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◎演習参加車両展示・試乗
災害で活躍する車両や災害対策用機械を展示します。訓練に出動する車両も出動以外の時間は、所定の場所(訓練車両展示コーナー)にて展示します。
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◎各種展示ブース
各機関のブースでは、万一の時に役立つさまざまな展示や体験を予定しています。自衛隊コーナーや特産品を展示販売するコーナーなど盛りだくさんです。
※展示と体験の内容は予告なく変更することがあります。