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福祉の川づくりモデル事業

旭川 石狩川 福祉の川づくりモデル事業

福祉の川づくりってなあに?

川づくり
福祉の川づくりとは、川や川の周りに広がる水と緑の自然空間を「癒しの場」として利用し、子供からお年寄り、障害者の方でも安心して訪れることができるように整備を進めるものです。旭川市では、市立病院の後背地を「福祉の川づくりモデル地区」に指定し、入院患者の治療やリハビリでの活用など、これからの社会に求められる河川空間をみなさんと共に考えていきます。
  • ■モデル事業概要図 ■モデル事業概要図

どんな配慮がなされているの?

スロープ
スロープ
スロープは車椅子でも無理なく上れるように、勾配は5%より緩やかにしています。また、途中には踊り場を設け、休みながらゆっくり上れるようになっています。スロープの路線は車椅子の利用や高齢者の歩きやすさを考慮し、ゴムチップ舗装を採用しました。ゴムチップ舗装は柔軟性があり、転倒時などの安全性に優れているほか、表面の水はけが良いため滑りにくくなっています。
手すり
高さの異なる2段の手すりを設置することで、大人と子供身長差があっても利用しやすいように配慮しています。また、表面にウレタン樹脂の加工を施し、弾力性や暖かみを持たせました。
階段
階段
階段はゆとりを持って通れるよう幅を広くして、中央に2段の手すりを設置しました。踏面は水はけの良いゴムチップ舗装を施し、識別しやすいように2色で塗り分けています。階段の両脇には公園や川を眺めながら座って休むことができるスタンドベンチを設置しました。
堤防上の道路
堤防上の道路は横断勾配のない平坦な舗装面とし、車椅子でもスムーズに通行できるようにしました。また、堤防の病院側には花壇や植樹ますを設置し、四季を感じることができる気持ちの良い散策路を整備しました。
花壇・植樹ます
花壇
花壇や植樹ますは車椅子でも近づきやすく、植栽ができるように高さ・幅を工夫しています。整備した花壇等は「園芸療法」に活用することを考えています。

モデル地区整備の基本方針

懇談会で策定した基本方針に沿ってモデル地区の整備を進めています。
心身の健康増進・健康回復の場として
   治療やリハビリなど健康回復を行うほか、高齢者・障害者をはじめ、全ての人のレクリエーションの場として利用します。
人々の憩い・交流の場として
   子供たちと高齢者・障害者や親と子供など、多くの人々の憩い・交流の場として利用します。
都心のオアシスとして

 都市に潤いを与える水と緑の自然環境を活用し、都市景観、都市の魅力を向上させる美しい景観を形づくります。

これからの「福祉の川づくり」

福祉
福祉の川づくり事業では、すでに完成している施設をご利用いただく一方で、改善要望等が多かった箇所については、順次改良・整備を行っていきます。
また、園芸療法を指導する方(ボランティア)の協力を呼びかけるなど、ハード、土ふと両面で施設の充実を図り、障害者や高齢者、入院患者をサポートする環境を整えていきます。
全ての人にやさしい川づくりを進めるために、今後も皆様のご理解ご協力ををよろしくお願いいたします。

お問合せ先

旭川河川事務所
住所:旭川市永山1条21丁目3番21号 電話番号:0166-48-2131
治水課
住所:旭川市宮前1条3丁目3番15号 電話番号:0166-32-4245

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