河川環境の整備・保全
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河川環境の整備・保全
水際の多様化や魚類等の移動や連続性・生息環境の保全が行われています。
水際の多様化
天塩川の水際から高水敷にかけて河畔林が広がっています。
この林は多様な生き物を育み、又、洪水の流れを穏和し、良好な景観の形成や自然との触れ合いの場を生み出しています。
名寄河川事務所では、河畔林が洪水の安全な流下に支障をおよばさないように治水事業との整合を図りつつ、河川の整備や保全を行っております。
この林は多様な生き物を育み、又、洪水の流れを穏和し、良好な景観の形成や自然との触れ合いの場を生み出しています。
名寄河川事務所では、河畔林が洪水の安全な流下に支障をおよばさないように治水事業との整合を図りつつ、河川の整備や保全を行っております。
魚類等の移動の連続性及び生息環境の保全
天塩川やその支流では、11科34種の魚類が確認されています。
サケやサクラマスの遡上や自然産卵、カワヤツメなどの生息環境を維持するために流況や河床を適切に維持することに加え、頭首工や取水堰への魚道の整備や既設魚道の改良を関係機関、施設管理者と調整・連携しながら行っています。
サケやサクラマスの遡上や自然産卵、カワヤツメなどの生息環境を維持するために流況や河床を適切に維持することに加え、頭首工や取水堰への魚道の整備や既設魚道の改良を関係機関、施設管理者と調整・連携しながら行っています。
河川景観の保全
流域の特性や土地利用、地域の歴史・文化等との調和を図りながら河川景観の保全に努めています。
天塩川の景観の代表的なテッシや河畔林、また国立公園に指定されているサロベツ原野等、関係機関と連携しながら天塩川のすばらしい景観を守っています。
天塩川の景観の代表的なテッシや河畔林、また国立公園に指定されているサロベツ原野等、関係機関と連携しながら天塩川のすばらしい景観を守っています。
旧河川の環境保全
天塩川の洪水被害軽減のために、捷水路工事(蛇行箇所の切り替え工事)を実施してきました。その結果できた旧川は、原始の天塩川の姿を物語る貴重な水辺空間です。
士別市の「九十九(つくも)水郷公園」では旧川を利用した公園が整備され、流域住民の憩いの場として利用されています。また、美深町の「美深アイランド」では過去に天塩川に生息していたチョウザメの増殖・研究活動が行われるなど、捷水路工事によってできた旧川の環境は地域のみなさまに活用されています。
士別市の「九十九(つくも)水郷公園」では旧川を利用した公園が整備され、流域住民の憩いの場として利用されています。また、美深町の「美深アイランド」では過去に天塩川に生息していたチョウザメの増殖・研究活動が行われるなど、捷水路工事によってできた旧川の環境は地域のみなさまに活用されています。