ウポポイ(民族共生象徴空間)慰霊施設
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ウポポイ(民族共生象徴空間)慰霊施設
建設場所 | 北海道白老郡白老町字白老615番地 |
用途 | 慰霊施設 |
敷地面積 | 44,773.84平方メートル |
構造・規模 |
「墓所」:鉄筋コンクリート造
平屋建て・延べ面積 795.17平方メートル
「慰霊行事施設」:鉄筋コンクリート造・一部木造
平屋建て・延べ面積 199.71平方メートル
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工期
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「墓所」:平成30年3月~令和元年8月
「慰霊行事施設」:平成29年9月~平成31年3月 |
計画概要
- アイヌ文化の復興・創造の拠点、そしてアイヌの歴史・文化に関する理解促進の拠点となる「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(2020年7月12日オープン)に「慰霊施設」を整備しました。
- 「慰霊施設」は、大学等で保管されていたアイヌの人々の遺骨等をアイヌの人々による受け入れ体制が整うまでの間、適切に管理するための「墓所」と、アイヌの人々による尊厳ある慰霊の実現を目的とした「慰霊行事施設」からなり、白老町ポロト湖東側の太平洋を眺望できる高台に位置しています。
墓所
- 遺骨及び副葬品の保管室のほか、遺骨等の整理や返還に必要なスペース、遺骨等の一時保管室、その他設備スペース等で構成されており、外観はシンプルで明るいイメージで、アイヌの墓標をイメージしたレリーフを正面外壁に装飾しています。
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西側正面
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南西面
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廊下
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レリーフ一体型外壁パネル
慰霊行事施設
- 儀式(カムイノミ)・舞踏等の慰霊行事を行うための広間、調理場、物置、トイレで構成されており外観はアイヌの伝統的な住居建築(チセ)をイメージしています。
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前庭(広場)、「慰霊行事施設」西面、モニュメント
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チセをイメージした外観
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慰霊行事を行うための広間