ウポポイ(民族共生象徴空間)体験交流ホール
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ウポポイ(民族共生象徴空間)体験交流ホール
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外観全景
建設場所 | 北海道白老郡白老町若草町 |
用途 | 集会場 |
敷地面積 | 18,667.34平方メートル |
構造・規模 |
鉄骨造 2階建て
延べ面積 1,648.98平方メートル |
工期
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平成30年7月~令和元年12月
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外観全景(正面・夜景)
計画概要
●体験交流ホールは、自然環境等を活かしながらアイヌ文化を体験・交流することができる、体験型のフィールドミュージアムの拠点施設として整備しました。
【基本方針】
1.周辺景観との調和を考慮した施設
【基本方針】
1.周辺景観との調和を考慮した施設
建物デザインは、ポロト湖や周辺の山並みと呼応する柔らかなシルエットとするとともに、緩やかな曲線からなる公園計画に馴染む円形のデザインとしました。
2.公演を通じて演舞者と観客の「顔の見える交流」ができ、一体感を感じられるホール
アイヌ伝統の輪踊り等を大人数で踊ることができる、広い半円形ステージとそれを取り囲むように配置された客席は、床に段差の無い空間でつながり、演者と観客との一体感を醸成します。
ステージ背面の大きな借景窓からは、ポロト湖と対岸の伝統的コタンを望むことができます。
ステージ背面の大きな借景窓からは、ポロト湖と対岸の伝統的コタンを望むことができます。
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ステージ・借景窓
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ステージ・客席
ホワイエはアイヌ文化と馴染みが深いチキサニ(アカダモ)の板材を壁に使用する等、暖かみと安らぎを感じられる空間となりました。
民族象徴空間の案内サインは、アイヌ語を第一言語として最初に表記し、アイヌ語の伝承、復旧、復興につながる取り組みを行っています。また外国人旅行者等の多様な来演者を迎え入れるため、案内サインにはアイヌ語のほか日本語・英語・中国語・韓国語などの多言語を表示することを基本としています。
民族象徴空間の案内サインは、アイヌ語を第一言語として最初に表記し、アイヌ語の伝承、復旧、復興につながる取り組みを行っています。また外国人旅行者等の多様な来演者を迎え入れるため、案内サインにはアイヌ語のほか日本語・英語・中国語・韓国語などの多言語を表示することを基本としています。
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ホワイエ
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案内サイン
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配置図