道路情報システム
道路情報システム
道路整備拡充にともない、道路交通の利用形態が多様化している中、信頼性の高い、安全・確実な道路が強く望まれています。 このため、道路の状態を確実に把握し、快適な道路を提供するため、道路気象の収集、路面、交通流の常時監視、 トンネル内の状態監視、地震・津波情報の収集を行い、これらの情報を道路利用者へ提供を行うシステムが道路情報システムです。
道路状態監視CCTV設備
車両の走行状況、故障車・事故車の状況、路面の状況、路上落下物、人・動物の侵入、路上作業の状況などカメラの見える範囲で道路全体を監視することにより、道路管理の補助機能として、事故の未然防止、二次事故の発生防止、事象発生の対処準備などを迅速に行えます。
トンネル内監視設備
トンネル内の火災その他の事故を未然に防止すると共に、万一に事故が発生した場合の状況把握や事故対策を速やかに行うための設備です。
CCTVによる画像、CO計による空気中の一酸化炭素濃度、視程計による見通しの距離等を常時監視することによって、トンネル利用者の安全に努めています。
車両の走行状況、故障車・事故車の状況、路面の状況、路上落下物、人・動物の侵入、路上作業の状況などカメラの見える範囲で道路全体を監視することにより、道路管理の補助機能として、事故の未然防止、二次事故の発生防止、事象発生の対処準備などを迅速に行えます。
トンネル内監視設備
トンネル内の火災その他の事故を未然に防止すると共に、万一に事故が発生した場合の状況把握や事故対策を速やかに行うための設備です。
CCTVによる画像、CO計による空気中の一酸化炭素濃度、視程計による見通しの距離等を常時監視することによって、トンネル利用者の安全に努めています。
路側放送設備
国道沿いに放送装置と送信アンテナを設置して、一般的なAMラジオの1620kHzを活用するものです。
音声により事故や工事、気象の影響などによる通行規制や安全走行に関する道路情報を利用者に提供しています。
道路情報表示装置
道路情報表示装置は、道路法における「道路の付属物」のうち道路情報管理施設の一部である道路情報提供装置として位置づけられており、道路の構造の保全、安全かつ円滑な交通の確保、その他道路の管理のために必要となる施設です。
VICS
VICSは、Vehicle Information and Communication Systemの略で、道路交通情報通信システムと訳されます。道路交通の安全性や円滑性の向上を目的として、日本が世界に先駆けて平成8年4月にサービスを開始したもので、ITSの一環として進められています。
VICSセンターを経由してVICS情報の提供を行っています。
ETC2.0システム
ETC2.0路側機と呼ぶ本装置は、平成26年度より整備を行っており、道内の国道上に約400基設置しています。この路側機は、自動車に搭載されたETC2.0対応の車載器と高速・大容量の双方向データ通信を行います。安全で快適なドライブを目的として、通行規制情報、道路気象情報、周辺道路画像、道の駅情報等を提供し、カーナビ等で確認することが出来ます。また、車載器から取得した走行データはビックデータとして、渋滞対策や交通安全対策、災害時の通れるマップなどに活用しています。
ラジオ再放送設備(AM、FM放送)
通常のトンネル内では放送電波が遮蔽され、ラジオ放送は全く聴くことが出来ません。そこで、トンネル外に受信アンテナ、受信装置、再送信装置を設置し、トンネル内に敷設した誘導線で放送局と同じ電波を再放送する設備です。
緊急時には割り込み放送が可能な構成になっており、トンネル内に停止した車両又は、トンネル内通行中の車両に各種情報提供を行うことができます。
これらの各種道路情報システムの情報は、集中的に監視され利用者の安全な道路通行に活用されています。