WEB広報誌 かいはつグラフ2009.9 クローズアップ
関係機関のより密な連携を目指して -北海道防災総合訓練-
1.北海道開発局と余市町などの消防団による水防工法及び土のう造成支援訓練
2.陸上自衛隊と北後志消防組合による浸水車両負傷者救出訓練
3.第一管区海上保安部と伊達赤十字病院による海難事故漂流者捜索救助訓練
4.陸上自衛隊による倒壊家屋負傷者救出訓練
5.北後志消防組合による倒壊家屋負傷者救出訓練
6.北後志消防組合による倒壊家屋負傷者救出訓練(高層)
2.陸上自衛隊と北後志消防組合による浸水車両負傷者救出訓練
3.第一管区海上保安部と伊達赤十字病院による海難事故漂流者捜索救助訓練
4.陸上自衛隊による倒壊家屋負傷者救出訓練
5.北後志消防組合による倒壊家屋負傷者救出訓練
6.北後志消防組合による倒壊家屋負傷者救出訓練(高層)
9月1日の防災の日に平成21年度北海道防災総合訓練が余市町で開催されました。
訓練は、北海道防災会議が主唱し、後志支庁地域災害対策連絡協議会と余市町が実施したもので、北海道開発局や第1管区海上保安部などが参加しました。
防災訓練に参加した小樽開発建設部防災対策官の小玉茂さんに訓練の状況を紹介してもらいます。
訓練は、北海道防災会議が主唱し、後志支庁地域災害対策連絡協議会と余市町が実施したもので、北海道開発局や第1管区海上保安部などが参加しました。
防災訓練に参加した小樽開発建設部防災対策官の小玉茂さんに訓練の状況を紹介してもらいます。
どのような想定の訓練が行われたのですか
今回の訓練は、大雨や暴風にがけ崩れや土石流が発生し、余市川が氾濫する恐れがあるという風水害を想定した訓練と、マグニチュード7.5の地震により公共施設や交通機関などに大きな被害が発生し、多数の負傷者がでたという地震災害を想定した訓練が行われました。
訓練は55項目にのぼり、地元の余市町民の方々も含め、約550人が参加しました。
訓練は55項目にのぼり、地元の余市町民の方々も含め、約550人が参加しました。
小樽開発建設部ではどんな訓練に参加しましたか
小樽開発建設部では、水防工法訓練に参加し、土のう造成機で土のうを作成するという訓練を実施しました。
また、災害対策用ヘリコプター「ほっかい」による情報収集及び画像情報の伝送訓練も実施しました。「ほっかい」により上空から被災状況を確認し、状況の撮影と映像の送信を行うものです。
いずれの訓練においても、他の関係機関との連携を確認することができ、大変有意義なものでした。
また、災害対策用ヘリコプター「ほっかい」による情報収集及び画像情報の伝送訓練も実施しました。「ほっかい」により上空から被災状況を確認し、状況の撮影と映像の送信を行うものです。
いずれの訓練においても、他の関係機関との連携を確認することができ、大変有意義なものでした。
通常、土のうは人力で作成しますが、訓練に参加した土のう造成機は人力の数倍の早さ(1時間で360袋)で土のうを作れます。災害時の強い味方になります。
土のう造成機で作成した土のうで地元の消防団の方々が「改良土のう積み工法」の訓練を行いました。
- 災害は決して人ごとではありません。余市町の住民の方々も避難訓練に参加していらっしゃいましたが、みなさんもご家族で避難先や避難経路を確認しておくことが大切だと思います。
訓練に参加した北海道開発局の災害対策車
- 訓練で被災状況の調査を行う災害対策用ヘリコプター「ほっかい」。災害時には、上空からの情報収集に活躍します。
- 会場には、北海道開発局の災害対策車の排水ポンプ車(手前)、照明車の展示が行われました。
- 衛星通信車は災害時の情報収集の中枢を担います。ヘリコプター画像受信装置も搭載されています。